大型移動支保工架設工法
1スパン分の型枠設備を移動させながら主桁を施工する架設工法
お客様のメリット
- 桁下空間の環境が保全でき、繰り返し作業で労務が標準化し安全性・品質が向上します。
- 機械化による省力化・急速施工が可能になります。
- 大規模な橋梁(一般に施工延長600m以上)ほど経済的になります。
技術の特徴
1スパン分の型枠設備を備えたメインガーダーを移動しながら主桁コンクリートを施工する架設工法で、支間長の変化が少なく橋長が長い橋梁に適しています。
地上に支保工を設置する必要がないため、桁下空間の条件とは無関係に架設することができ、道路や鉄道を横断する場合でも、交通を規制する必要がありません。また、屋根を設けることにより、天候に左右されることなく作業をすることができます。
支保工の形式により、サポートタイプとハンガータイプに大別されます。


実績・事例

- 一般国道168号道路改築工事(七色高架橋) 2004年12月完成
(奈良県)全長1.7kmのうち4,5,6号橋(50m×16径間=800m)を、国内最大規模の大型移動支保工(ハンガータイプ)で施工しました。
- 山形自動車道 睦合高架橋 1998年12月完成
- 近畿自動車道 大飯高架橋 2002年9月完成
- 第二東名高速道路中ノ合高架橋下り線工事 2009年3月完成
社外表彰
- 七色高架橋 平成17年度土木学会田中賞作品部門