クローズドシステム処分場技術
埋立地を覆蓋施設(屋根)で覆った全天候型の高機能型処分場を構築する技術です。
お客様のメリット
- 計画地の地形やニーズに応じた計画・設計の策定が図れます。
- 屋根の設置により、廃棄物の飛散及び臭気の拡散を防止し、生活環境の保全が図れます。
- 屋根を設けることで、浸出水の発生量が抑制されるなど、維持管理費用の削減が図れます。
技術の特徴
計画地の地形やニーズに応じた計画・設計の策定
- 移動式屋根や大空間の確保等、施設用途・規模に応じた最適な構造の選択が可能
- 埋立廃棄物の飛散がないため即日覆土が不要で、効率的な覆土計画策定が可能
- 屋根の特性を活かした、処分場の跡地利用計画が可能
生活環境の保全
- 屋根を設けることで、雨水の埋立地への流入を防ぎ、浸出水の発生量を抑制できるため、公共水域への排水量抑制が可能
- 処理水を散水へ循環利用することで無放流化も可能
- 屋根の設置により廃棄物の飛散及び臭気の拡散を防止
- 近年多発しているゲリラ豪雨時における、埋立地からの雨水や浸出水の越流、内部貯留の発生を防止
維持管理費用の削減
- 浸出水の発生量が抑制されるため、処理施設の小型化及び維持管理費の削減が可能
- 廃棄物の受入や埋立作業が天候に左右されないため、運営コストの抑制が可能
- 人工的に散水量の調整を行う事で、浸出水の発生量が標準化されるとともに、廃棄物の安定化促進が可能
実績・事例
■エコパークかごしま(管理型最終処分場) 事業主体:公益財団法人鹿児島県環境整備公社
埋立容量:約840,000m3、 埋立面積:約40,000m2、 竣工:平成26年12月


