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透過性地下水浄化壁工法「マルチバリア工法」

原位置における汚染地下水の拡散を防止する技術です。

お客様のメリット

  • メンテナンスフリーな原位置地下水対策です。
  • 汚染地下水の拡散を確実に防止できます。
  • 多様な複合汚染地下水に対応できる透過性地下水浄化壁工法です。

技術の特徴

概要

対象地の地下水流向の下流側に、透水性が周辺の帯水層と同等以上のマルチバリアを地中に構築します。
汚染された地下水がそのマルチバリアを通過する過程において汚染物質が分解又は吸着されることによって、対象地からの汚染の拡散を防止します。

対象物質と反応原理

対象物質原理主要材料
揮発性有機化合物、ダイオキシン類、PCB 酸化・還元分解 零価の鉄粉
六価クロム等重金属 酸化・還元反応(安定化) 零価の鉄粉
ふっ素等非金属 吸着・安定化 ハイドロタルサイト様浄化材
石油系炭化水素 微生物分解 酸素供給材、活性炭
硝酸性窒素 微生物脱窒 有機物(水素供与体)
有機砒素 酸化分解・吸着 零価の鉄粉、活性炭
ストロンチウム 吸着・安定化 アパタイト・ゼオライト

実績・事例

■茨城県H社 約20,000m2
■埼玉県H社 約2,000m2

対策件数 70件(2017年3月時点)

施工状況
施工状況

■神奈川県Aサイト
対象物質 TCE(トリクロロエチレン)
cis-1,2-DCE(シス-1,2-ジクロロエチレン)

浄化効果(cis-1,2-DCE)
浄化効果(cis-1,2-DCE)