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2011年3月期 第2四半期決算説明会 スピーチの要約

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市場の状況と受注について

代表取締役社長 山内隆司
  • 国内民間市場については、当初日本経済の景気回復に伴う需要回復期待があったが、延期されていたプロジェクトの再開は一部に留まり、現在では景気減速に加えて国内企業の海外投資比率が高まる傾向にあり、国内投資の縮小は避けられない状況にある。
  • その状況下において中間期の当社の受注は、国内は健闘したものの、海外・開発を含めた数値では目標を若干下回る結果となった。しかし、海外の落ち込みは急激な円高による手持工事の為替評価減の影響等があったことが大きく、それらを考慮すると概ね目標数値を達成している。
  • 今後も厳しい受注環境が続くと思われるが、追加変更工事やリニューアル工事の受注拡大等にも注力し、通期目標の達成を目指したいと考えている。

採算重視の方針について

  • 採算重視の方針により国内の売上総利益率は改善している。海外に関しては国内以上に保守的な見方をとっている。
  • 今後も採算重視という基本方針を変えることはない。

海外事業の状況について

  • 今後暫くは国内の需要拡大が望めないことから、事業規模の維持・拡大に向けて海外市場への進出は不可避であるが、そのためにも徹底したリスク管理が必要と考えている。

今後の事業展開について

  • 当社の財務体質の改善が重要であると認識している中で、有利子負債の削減と利益剰余金の充実を図ると同時に、中期経営計画において課題もしくは注力分野として掲げた海外や環境に関する投資は継続する。
  • 将来に向けた人材育成や研究開発に積極的に取り組み、海外事業や環境事業が経営の一つの柱となるようにしたいと考えている。