建築の仕事
社員メッセージ
仕事の内容
私の「地図に残る仕事。」
入社の決め手

 原子力本部は、その名の通り原子力発電所および放射線に関わる施設の設計や建設に関わる業務を行う部署です。私はその中で、建築構造設計を担当しています。

 原子炉と発電設備を機電メーカーが担当し、それらの設備を収納する建物を私たちが担当し、原子力発電所の設計・建設を行います。発電所といえども、建築構造に関しては一般建物と変わりません。違うのは、要求される安全性の高さや設計における厳格性になります。規模も予算も大きく、特殊な技術とノウハウが要求される仕事ですから、大手ゼネコンだからこそ担える仕事といえますね。

 2011年3月の東日本大震災以降、私たちの仕事は既存の原子力発電所に対する業務がメインになっています。日本の原子力発電所の安全性評価は世界の注目を集めています。震災以降、地震、津波だけでなく、竜巻、火災、火山の噴火など、様々な条件における原子力発電所の安全性が評価対象とされています。それらに伴い、要求される機能も厳しくなります。既存の発電所や周辺施設が、新たな設計条件に合致しているかを評価し、場合によっては補強工事の提案を行うのも私たちの仕事となります。

 原子力発電所の安全性に関して、「これで十分」という尺度はありません。ですから、どのような事態においても、原子炉の安全を保てるように設計します。そのために必要な建築構造の実現を目指すことが私の仕事です。その安全性確保を実現できるよう、能力を高め、そして世代を超えて経験に基づいた技術や知識を受け継がねばならないのです。原子力発電所の安全性向上に貢献すること。それは我々の使命のひとつなのです。

 現在は既存の原子力発電所の安全性評価の仕事が主になっています。このような巨大なインフラの整備を通して、社会や暮らしが豊かとなり、新たな建物や街が生まれてくること、それが私の「地図に残る仕事。」だと感じています。

 既存の原子力発電所は、すべて地図に記載されています。有効活用されれば、安定して大量に電力を供給できる施設です。一方で、重大な事故が起これば、甚大な被害を広範囲に及ぼしてしまう場合もあります。原子力発電所がいつまでも安心・安全であるように支え続けるのも「地図に残る仕事。」であると思います。今後も様々な角度から安全性を検討・評価できるように、技術や知識とともに「地図に残る仕事。」を受け継いでいきたいと思っています。

 テレビで見た五重塔の特集が、建築構造に興味を持ったきっかけです。木造の塔が、何百年も立ち続ける。それを実現した構造の世界に、魅せられたのです。これを機に大学では構造の研究室に所属し、建築構造設計の仕事をしたいと思い、大学院まで進みました。周りが「設計といえばデザイン」というなか、ちょっと異質な存在だったかもしれないですね。

 大学には大成建設から非常勤講師として来られている方がいて「大成の構造設計はすごいぞ!」と聞かされたことが入社の動機になりました(笑)。原子力分野を選んだのは、構造設計分野の採用選考時に、一般建築と原子力の2つの分野があることを知り、「原子力分野に興味を抱き、せっかくやるなら大きくて特殊な建物を設計したい」と思ったのが理由です。

 入社してみると、年次にかかわらず自分の意見を言いやすい自由闊達な社風は、想像以上でした。またベテランの社員達から、原子力関連の専門知識や技術をいろいろ教えてもらえるというのも刺激になりましたね。原子力分野は、スペシャリストとして成長することを求められます。国内の原子力発電施設で身につけた技術を活かして、いつかは海外での計画に関わることになるのかも、と心の準備もしています。

 原子力発電所は、数万~十数万年に一度の自然災害を見据えて設計しています。スペシャリストとして一線で活躍できる分野ですし、まさに「地図に残る仕事。」を自分の手で実現するチャンスもありそうです。より知識と技術を身につけ、その機会に備えたいですね。

仕事の内容

私の「地図に残る仕事。」

入社の決め手

建築系の社員メッセージ
建築施工[小林 祥二] 建築施工[中平 貴] 建築施工[明間 祐作] 建築施工[千葉 弘美] 設備施工[川瀬 佳史] 設備施工[山本 竜也]
建築(機械)[金﨑 喜尚] 設計(建築)[古市 理] 設計(建築)[小杉 知弘] 設計(構造)[安川 真知子] 設計(設備)[福田 大空] 設計(設備)[信藤 邦太]
エンジニアリング[川井 聡之] 都市開発[渡辺 悠子] 原子力[高木 憲三郎]
キャリアステップ

2009〜2014

設計本部
原子力関連施設の基本設計・耐震解析・耐震補強を担当
東北地方太平洋沖地震などの観測地震動の評価を担当
原子力規制委員会の新規制基準対応に則した既存建物の耐震性能評価を担当

2014〜2015

原子力本部
原子力規制委員会の新規制基準対応に則した既存建物の耐震性能評価を担当

休日の過ごし方

学生時代から苦手だった英語を話せるようになろう、と一念発起して英会話学校に通っています。勉強をしていると言うより、新しいコミュニケーションの方法を苦労しながら身につけているという感覚で、楽しんでいます。仕事でも役に立つ日がくるといいのですが。