建築の仕事
社員メッセージ
仕事の内容
私の「地図に残る仕事。」
入社の決め手

 建築設計として、主に急性期の医療施設の意匠設計を手がけています。

 建築設計で行う意匠の設計は、形や機能などを考え建築をデザインする仕事です。設計には建築(意匠)設計、構造設計、設備設計と3つあります。建物を人に例えれば、設備設計は、血管や内臓の計画。構造設計は、骨格を考える仕事。そして意匠設計はルックスや能力をデザインしながら、臓器や骨格をまとめる仕事です。この3つの違いで世界一美しい人にも世界一足の速い人にもすることが出来るのです。意匠、構造、設備で「今回はこんな建物にしよう」という目標をもって設計に取り組んでいます。

 私が手がける急性期の医療施設には、さまざまなルールがあります。命を扱う現場ですから、繊細でデリケートなものも多くあります。法令による制限もあります。私はそれらが設計者の発想を縛るものではなく、ルールこそが建築を面白くしてくれると考えています。サッカーは、手を使えないというルールがあるからこそ、ボールがネットを揺らした瞬間に感動が生まれるのです。同じように、決められたルールの中で「いかに自由に発想し、クライアントを感動させられるか」が建築設計の楽しさだと思うのです。同時に難しさでもありますが。

 病院と聞くと、白くて無機質な従来の建物をイメージする人も多いでしょう。しかしこれからの病院は「選ばれる」時代。イメージアップを行い、他の病院と差別化した部分をお客さまも求めています。そこで既存のイメージに縛られていては、要望に応えることはできません。だから病院こそ「チャレンジの要素も、建築設計の活躍できる要素もたくさんある建築」だと思っています。既成概念を覆すような医療施設を自分の設計で造りたい。それが今の目標です。大きな病院でなければ、上司にチェックを仰ぎながら、自分の裁量でプロジェクトを進められるようになってきました。「次世代の医療施設なら小杉に任せろ」といわれるよう、新しい医療施設のイメージを創出したいですね。

「誰にでも開かれた場所」が、私の考える「地図に残る仕事。」です。そういう場所、建築物を設計したいと思っています。

 建築物は、設計して、造られただけでは地図に残り続けることはできません。また、地図に載らなければ、存在を知っている人しかたどり着くこともできません。誰しもが足を運び、そこで時間を過ごすことができる場所だから、地図に残ることができるのです。そのために必要なのは、「使う人を限定しない場所」であること。そこにいくと楽しい、気持ちが良い、居心地が良い。そういう場所でなくてはなりません。それを実現するのが設計の仕事。いま手がけている医療施設は、特にその点を問われる建物。やりがいを感じています。

 いくつかの建物を手がけてきましたが「うれしかった瞬間」としてぱっと頭に浮かぶのは、やはりいちばん最初に手がけた三州脇田丘病院ですね。足場が取れて外観が姿を現した時には「ずっと建築設計の仕事に就き、自分の設計で建物を造りたかった。その夢が遂にかなったのだな」と実感しました。どんな人にも訪れてもらえ、気持ちよく時間を過ごせる場所になってほしいと願っています。また、そんな建物をひとつでも多く造りたい、と日々思っています。

三州脇田丘病院

 大学教授のサポートでグッドデザイン賞の選考に立ち合ったのが、大成建設に興味を持ったきっかけになりました。

 実はその教授の持論は「ゼネコンが街をつまらなくした」なのです。主要都市の巨大建造物を手がけ、街づくりを担ってきたゼネコンの設計が、単一的で特徴がないから「日本の都市は面白くなくなった」とおっしゃるのです。賛成する部分もありますが、全てではないだろうと私は考えていたのです。その思いを肯定してくれたのが、グッドデザイン賞の選考の場で行われた大成建設のプレゼンテーションだったのです。建物自体のデザインも秀逸でしたが、そこにあるねらい、設計にかけた想いを聞き「ゼネコンも面白いものをデザインしているじゃないか」と思ったのです。そして「巨大プロジェクトを手がけるのがゼネコンなのだから、そこで働けばどこより早く都市を変えられるはずだ」と入社を決めたのです。

 入社してから実感したのは、ゼネコンのメリットですね。大成建設には、長い歴史と豊富な実績がある。それに現場を支えるたくさんの部署がある。自分がやろうとすることに対して、法規や技術を始め、様々な部署がアイデアを出してくれるのです。そして、アイデアを実現するための、知識やヒントを与えてくれる。同じ社内だからそういったレスポンスのスピードが早い。設計にはルールや条件が付けられることがほとんどです。でもその中で、最大限に自由に発想を飛躍させる武器を、ゼネコンはたくさん持っている。それは設計に自由さを与えてくる武器でもあるのです。

 ゼネコンが造るものは、社会にとって大きなインパクトを与えます。私たちが変えることができる、創ることができる都市は、まだまだたくさんある。それがまた仕事に楽しさを与えてくれますね。

仕事の内容

私の「地図に残る仕事。」

入社の決め手

建築系の社員メッセージ
建築施工[小林 祥二] 建築施工[中平 貴] 建築施工[明間 祐作] 建築施工[千葉 弘美] 設備施工[川瀬 佳史] 設備施工[山本 竜也]
建築(機械)[金﨑 喜尚] 設計(建築)[古市 理] 設計(建築)[小杉 知弘] 設計(構造)[安川 真知子] 設計(設備)[福田 大空] 設計(設備)[信藤 邦太]
エンジニアリング[川井 聡之] 都市開発[渡辺 悠子] 原子力[高木 憲三郎]
キャリアステップ

2008

本社設計本部配属

2009

鹿児島県の病院建設プロジェクトを担当

2010

大阪の病院建設プロジェクトのコンペに参加し、受注に至る

2011~

鹿児島県の食品工場や、福岡、熊本県の病院建設プロジェクトを担当

2014~

福岡県にある自動車メーカーのショールーム建設を担当

休日の過ごし方

家族と一緒にいろいろな空間を体験しています。2人の子どもが楽しめる空間を探して旅行にでることもあります。職場は設計のプロばかり。時に実際に使う人の、一般的な視点から離れてしまうこともあります。子どもや妻の感想や行動には、気付かされることが多いですね。