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人材育成制度について
誰もが目にするような 壮大なものづくりを自分の手で

自分が携わった建物の前に
子供と立つ姿を夢見て

「モノづくりに携わりたい」
 それが就職活動で重視していたことです。理由は、仕事の成果がわかりやすいから。将来、自分が親になったとき、自分の仕事を子どもにも説明しやすい仕事に就きたいと考えていました。とはいえ、文系の学部出身なので、直接自分が手を動かして何かを造るということは難しい。そこで、漠然とではあるものの「大きなもの」「不特定多数の目に留まるもの」に携わりたいと考え、エントリー先を絞っていきました。当時は野球部で、主将と監督を兼ねていたこともあり、コミュニケーションを取ってチームを動かす仕事に魅力を感じていたのかもしれません。
 そんなときに出会ったのが大成建設のリクルーターでした。チームで建物を造るゼネコンの「モノづくり」を楽しそうに語る姿を見て、これがまさに自分のやりたかったことだと確信しました。

使命感や情熱に共感したことが、
入社の決め手に

「地図に残る仕事。」
 当時から使われていたこのキャッチフレーズは、とてもインパクトがあり、また伝えたいことが明白で、私の記憶に刻まれていました。リクルーターに初めて会ったとき「あのキャッチフレーズの会社か」と親近感を覚え、自分の志している仕事にとても近いということに気づきました。
 ビルや橋、トンネル、空港といった誰の目にも留まる、そして世の中に残り続けるものを造っている会社が大成建設です。社会貢献や国家プロジェクト、そんな大きな言葉で表される仕事を手がけられると興奮したのを覚えています。また、リクルーターから感じるモノづくりに対する情熱や使命感にも共感できました。「この会社なら、やりがいを感じて働ける」と確信して、入社を決めました。
「法学部なのに、どうしてゼネコン?ゼネコンで事務?」といわれることがありますが、事務という視点からものづくりに関わるやりがいや楽しさが、確かにあるのです。それは土木社員や建築社員、工事関係者と共に味わう喜びと達成感です。工事が完成した時の感動を関係者全員で共有する瞬間、「大成建設を選んで良かった」と心から感じます。

どんな立場であれ モノづくりを支える喜びは変わらない

若いうちから現場を動かし、
現場を支える一員だと実感できた

 入社してから3年目、現場で事務として働くようになった頃から、組織の中で自分の力を活かすことに、楽しさとやりがいを感じていました。それまでも、内勤業務を通して「モノづくりの一端を担っている」という実感はありましたが、目の前で建造物が姿を成していくダイナミックさや、完成後に施設として命を吹き込まれる瞬間に立ち合うたび、「作業所事務は現場に欠かせない大切な存在だ」と感じるようになっていきました。
 作業所事務として現場を兼務するようになって、さらにその実感は増しました。当時、関西圏の東側を中心に土木と建築両方の現場をひとりで10ヶ所ほど担当し、その中には大規模公共事業のプロジェクトもありました。業務範囲の広さには圧倒されましたが、自分よりずっと年上の作業所長や技術系の先輩社員が、徐々にではあるものの若輩者の私に意見を求め、頼りにしてくれるようになってきたのです。「現場を支える一員として認められている」という誇らしい気持ちがありました。これは、先輩や関西支店の皆のバックアップなくしては得られないものでしたが、いつの間にか「自分一人でうまく現場を回している」と思うようになってしまっていました。

慢心に気づき原点に立ち返ることで、
強くなれた

 入社6年目に計画転勤で、東京支店に異動になりました。東京支店ではさらに任される業務が多くなりましたが、関西支店時代と同様に、現場の事務業務は全て自分一人で回せると過信していました。あるとき、支店にいる上司への報告・連絡・相談が滞ってしまったことがありました。情報の共有がおろそかになった結果、現場に潜んでいたリスクが顕在化し、上司から「一人で仕事をしているつもりか」と叱責を受けました。そのとき、「全員がひとつのゴールに向かって仕事をしている」という原点に立ち返ることができました。そのゴールとは「社会に貢献するモノづくりをする」ということ。そして、全員が力を合わせなければ、それはうまく進まないのだ、ということも改めて気づきました。もともとチームプレーが好きだった自分が、慢心により、スタンドプレーに走ってしまいましたが、鼻を折られたことで、初心に立ち返ることができたのです。取返しのつかない失敗をする前に、自分を見守り、また叱ってくれた上司に今でも感謝しています。
 それ以来、「会社の目指すゴールに自分は貢献できているか」と常に自問するようになりました。

現場からは一歩引いた視点で 「モノづくり」を支える意識はより強く

会社の未来を見据え、判断し、行動する

 年次を重ねる中で、「言うべきことは、臆せず言う」というスタンスは大切にしながら、「会社が目指すゴールのためには、こうした方がいい」という視点で物事を考えられるようになりました。現場では作業所長の判断にブレが出ないように、事務の立場から意見できるようにもなりました。事務は業務上、工事の収支を管理します。その件数や規模が大きくなることで、会社全体を動かしているお金の流れや経営判断といったものが自然と見えるようになります。すると、現場から一歩引いた立場で、俯瞰して工事全体を、そして会社全体の方針を見据えて、意見を発することができるようになってきます。
 その結果、より事務としての信頼が増しますし、任される仕事も重要なものとなっていきます。

大成建設の代表として、
自分の仕事に責任を持つ

 経理部の業務を分かりやすくいうと、様々な会計リスクをヘッジしながら、会社全体の業績を管理することになります。作業所事務では各現場の収支を管理していましたが、経理部では全現場の収支に加え、販管費や営業外・特別損益等、さらには子会社を含めた大成建設グループ全体の損益や財政状態を管理することになります。会社のお金の流れ、そして経営の動きを俯瞰した立場から見られます。その結果、会社のモノづくりを通した社会貢献への共感は強くなり、「目的に向かうために自分ができることをしよう」とより一層思うようになりました。
 経理業務では法律と関わる機会が多くあります。特に経理部配属以来担当してきた開示書類の作成においては、法律の知識が必須。会計六法を片手に、漏れがないように細心の注意をもって取り組んできました。そこでは、大学で身につけた法に則った考え方、根拠付けなどが役に立ち、改めて法学部出身であるメリットを感じることができました。グループ全体で1万3千人を超える社員を抱える大企業が開示する書類に自分が責任を持つのだ、という覚悟で取り組み、大成建設の「モノづくり」の一端を支えていることを改めて誇りに思っています。

あらゆる業務に精通することで 大成建設のモノづくりを推進する存在に

立場や業務は変われど、
仕事の面白さは変わらない

 有価証券報告書や決算短信などの開示書類の作成にあたっては、開示書類利用者の目線で「より解りやすいもの」、「同業他社の手本となる開示」を目指してきました。また、法改正に伴う開示方針の作成や社内の経理処理の方法を改善するにはどうすればいいか、ということにも取り組んできました。先の項でもお話ししましたが、経理業務は法に則って行われます。ルールを変更する、改善するといった場合にも、まずは適法かどうかが最初の判断基準になります。その際これまでの事務・経理の経験にプラスして、大学での知識・経験も役立ちました。また、会社にとってどんなメリットがあるのかを検証するときには、事務として大成建設の経営を俯瞰できる視点が役に立っています。
 約4年半、開示書類の作成業務に携わり、直近の2年間では部下の指導にも力を入れました。法に則って判断し、会社の経営を俯瞰して、業務を漏れなく進める。そのやり方を部下に引き継ぐことができたのでは、と感じています。
 今は現場から離れていますが、モノづくりから切り離されているわけではありません。会社のモノづくりへの思い、そしてモノづくりを通して社会に貢献したいという情熱は、現場とは違う角度から感じられる立場になったと思います。だからこそ、私は入社以来「大成建設を選んで良かった」と思い続けていますし、仕事の面白さを感じ続けています。部下にも、同じように感じてもらえれば嬉しいですね。

新たな形でモノづくりの
醍醐味を味わえる日まで

 現在は、連結業務を担当しています。経理業務のキャリアを積重ねる中で、私は常に「大成建設にいる限り、任された業務はどのような業務でも全力で取り組みたい」というスタンスでいます。事務には経理のほかにも、法務や総務、広報、人事など様々な部署があります。各部署の業務範囲も多岐にわたるため、これから新たな部署を経験していくことはかなり大変なことかもしれません。ですが、やれと言われればこれまでの経験を活かしてどんな業務にも全力で取り組み、大成建設のモノづくりを支える社員の一人になってみせる、という気概があります。目指しているのは「オールラウンド・プレイヤー」で、より広い視野で当社のモノづくりを支え、ゴールに向けて勢いよく後押しできる存在になりたい。そして、いつか、経営の一翼を担うような人物となり、モノづくりの醍醐味をより一層身近に感じ、楽しむことができるようになりたいと思っています。

新入社員

初めてのプロジェクト

現在の仕事

これからの展望

管理本部 経理部 経理室 課長
野村 信次
2002年度入社
法学部 法学科 卒

2017年9月取材

キャリアステップ

2002~2003

関西支店管理部事務センター

2003~2004

関西支店管理部経理室

2004~2007

関西支店管理部事務センター
(外勤)
作業所事務として、トンネル工事や工場などの建築・土木の工事を担当

2009

主任に昇格

2007~2012

東京支店管理部事務センター
(外勤)
東京西部を中心としてオフィスビルや介護福祉施設などの建築工事を担当

2012

課長代理に昇格

2012~2013

東京支店管理部経理室

2013~

本社管理本部経理部経理室

2017

課長に昇格