土木の仕事
社員メッセージ
仕事の内容
私の「地図に残る仕事。」
入社の決め手
多くの人の生活を支え、快適にするトンネル工事

『横浜プリンスホテル跡地開発土木工事』は、神奈川県横浜市磯子区のホテル跡地にマンションを建設する工事の一部。建設地は急峻な高台にあり、徒歩で10分以上の迂回道路しかありません。それだけではマンションの居住者にとってあまりに不便。そのため、ふもとからマンションまで直通のエレベーターを設置することになりました。磯子駅からエレベーターの入口までは徒歩4分。11棟1230戸もある巨大なマンションでの生活をより快適なものにするための工事です。エレベーターを通す立坑と、エレベーターまでの横坑の2本のトンネルの構築工事が私の担当です。

 高台のふもとには、たくさんの民家があります。斜面崩壊などが起きないよう斜面安定工事をまず行いました。その後、60mという大深度の立坑、それに繋がる横坑を掘っていきました。都市部でのトンネル工事のため、歩行者の安全や工事騒音には細心の注意をはらいました。マンションの建築工事との連携というのも初めての経験。コンクリート打設の工程が、建築工事との兼ね合いで生コン車の通路を確保できず、急に延期になったりするのです。たくさんの建設会社・協力会社が関わる大プロジェクトですから、お互いの事情を考慮しながら工程を調整していきました。そのマネジメントも難しいながら、やりがいがありましたね。

 横坑は高級感漂う通路へと仕上がりました。地中にあるエレベーターホールには、60m上の高台から太陽光が降り注ぐ天窓も設置されました。毎日多くの人がここを通って生活をするのだ、と思うといままでにない充実感がありますね。今回の工事を終え、入社してから掘削したトンネルの総延長が約5.5kmに。今後もさらに様々なトンネルを手がけたい、と思っています。

すべての仕事が心の地図に記されていく

 京極地下発電所の建設現場でトンネル工事に魅せられました。機材搬入や換気のためのトンネル工事を担当し、貫通の瞬間に立ち会ったのです。感動しました。トンネル工事は前が見えない状況で掘り進めます。毎日、掘削する地山の変化に対処しながら、少しずつ掘り進んでいくのです。掘削の方向が正しいか、毎日測量を行います。いまではGPSも活用しています。それでも、例えば反対側から掘ってくる機械の音が、あらぬ所から聞こえることがあります。生きた心地がしませんね。もし誤差が大きければ、掘り直しです。工事によっては、許される誤差が20mm程度。500円硬貨より小さいこともあります。だからこそ貫通してトンネル内に光が差し込んだ瞬間の感動は、言葉にできないほど大きい。それを最初の現場で味わってしまったのです。

 それからは、社内に希望を出してトンネル工事ばかりを担当しています。印象深いのは、ボスポラス海峡の工事。世界的にも有名なあれほどの大規模工事に関われたのは、貴重な経験です。直径26mもの巨大な立坑を手がけたこと、国籍の違う職人さんたちをまとめて工事を進めたこと、すべてが自信になりました。横浜プリンスホテル跡地開発土木工事も、私にとってマイルストーン。着工から竣工までを担当した現場であり、責任を持って工法や工程、機械の選定まで行った初めての現場です。掘削方法も工夫し、特許も出願しました。このように、それぞれの工事が私の心の地図にしっかりと記されています。今後もたくさんの現場でトンネル貫通の瞬間を喜び合い、心の地図を充実させたいですね。

ボスポラス海峡横断海底鉄道トンネル工事

この世界に、楽な仕事はひとつもない

 学生時代、『地図に残る仕事。』という言葉に惹かれ、「大規模なものづくりに携われるのでは」と思ったのが入社の決め手。入社以来、様々なトンネルを手がけましたが、「楽しい」と思ったことはありません。ただ「面白い」とは思います。現場ではたくさんの問題が発生します。トンネル工事は掘っているときが一番危険で、例えば、山が動くことがあります。地質によって、発破や掘削の影響で実際に数センチも山が動くのです。放置すれば様々な危険に繋がります。時には数メートルの岩盤が落下することもあります。そういった問題に対して、協力会社の方々や上司、先輩と議論しながら打開策を見つけていくのです。例えば、掘削方法が本当に妥当かどうか検討する。天井や壁の崩落、地下水の浸み出しなどを防ぐために鉄枠を入れるのか、あるいはコンクリートで防ぐのか、といった具合です。それを毎日、変位を計測しては話し合って、その上で「自分はこうしたい」と考え、発言して対策を講じているのです。その毎日を、私はとても「面白い」と感じるのです。大成建設は現場に大きな裁量を与えてくれます。現場の判断を尊重し、会社がサポートしてくれるのです。だから、厳しく辛い仕事でも、主体的に動くことで面白さを感じながら続けられる。大成建設に限らず、楽な仕事はありません。でも、大成建設には面白い仕事がある。それが私を現場に駆り立ててくれるのです。

仕事の内容

私の「地図に残る仕事。」

入社の決め手

土木系の社員メッセージ
土木(施工)[清水 裕介] 土木(施工)[松本 侑士] 土木(施工)[田中 美帆] 土木(施工)[笹西 孝行] 土木(設計)[中 隆司] 土木(機械)[飯田 匡]
土木(機械)[三好 新]
キャリアステップ

2003〜2007

北海道忠別ダム建設工事
北海道京極地下発電所 機器搬入トンネル工事
北海道道東自動車道 東占冠トンネル工事

2007〜2010

トルコボスポラス海峡横断海底鉄道トンネル シルケジ駅舎工事

2010〜2011

首都圏中央自動車道(圏央道)小西トンネル工事

2011~

神奈川県横浜プリンスホテル跡地開発土木工事 エレベーター用トンネル工事を担当

休日の過ごし方

現場が気になっても、休日は割り切ってしっかり休むようにしています。最近は息子と海に釣りに出かけることが多いですね。そうやって子どもと遊んで仕事を忘れる時間を持つことで、オンオフのメリハリをつけています。