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ギャルリー・タイセイ展覧会企画
「ルシアン・エルヴェ×ル・コルビュジエ―写真家と建築家の協奏―」展



会 期

前期 2006年10月23日(月)〜12月1日(金) 28日間
後期 2006年12月11日(月)〜2007年1月26日(金) 28日間
土日祝日、12月4日(月)〜8日(金)、12月28日(木)〜1月4日(木)は休館

開館時間 午前10時〜午後5時 (入場は4時半まで)
入場料 無料
会 場

ギャルリー・タイセイ

東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル17F
TEL.03-5381-5510  
FAX.03-3345-1386

後 援

社団法人東京建築士会 (東京建築士会CPD制度認定1単位)

   
 
 
 
 ルシアン・エルヴェ(1910〜)が撮ったマルセイユのユニテの写真を見たル・コルビュジエは、彼のことを「建築家の魂をもった写真家」と激賞しました。このときからエルヴェとル・コルビュジエとの協働が始まり、以後の全ての建築作品はエルヴェがその現場から写真に収めています。

 エルヴェは建築の造形的な美しさを表現するだけでなく、ル・コルビュジエの建築をモチーフにし、人間を建築とともに画面に収め、その空間全体のぬくもりまでも伝える、エルヴェ独自の世界を作りあげました。

 その後、数々の賞を獲得し、各地の美術館で大規模な写真展を開催されるなど、エルヴェは現在ヨーロッパで非常に高い評価を得ています。
 
 ギャルリー・タイセイでは、ル・コルビュジエの建築作品とル・コルビュジエの日常を、エルヴェが追った写真100点を所蔵しております。そこで、今回は、その中からおよそ50点のモノクロ写真を2期に分けて展観いたします。写真家の目を通して捉えられ、モノクロで表現された建築の魅力に、じっくりと触れていただく機会としたいと存じます。


 
展示内容

ルシアン・エルヴェが、ル・コルビュジエの建築などを撮影したモノクロ写真

前期 マルセイユのユニテでのル・コルビュジエ(2点)、マルセイユのユニテ(11点)、 ナントのユニテ(7点)、ラ・ロッシュ+ジャンヌレ邸(2点)、サヴォア邸(1点)、 ジャウル邸(2点) =25点
後期 ロンシャンの礼拝堂(10点)、ラ・トゥーレットの修道院(5点)、救世軍難民院(1点)、国立西洋美術館(1点)、セントロソユース(1点)、ブラジル学生会館(1点)、アトリエでのル・コルビュジエ(5点) =24点
参考資料 写真集、参考文献など 

<参考>
ルシアン・エルヴェ Lucien Herve
 ルシアン・エルヴェは1910年ハンガリーに生まれ、フォトジャーナリスト、画家として活動した後、ル・コルビュジエとの出会いをきっかけに建築写真の道を歩みはじめました。
 ル・コルビュジエが亡くなるまで彼の建築の現場に同道し、膨大な量の写真を撮影しました。ル・コルビュジエはエルヴェを非常に信頼し、「建築家の魂をもった写真家」と称賛しています。彼の作品集には常にエルヴェの写真が使われました。

 
<略歴>
1910 ハンガリー、ブダペストの中流家庭に生まれる。本名はラズロ・エルカン(Laszlo Elkan)。
1928 ウイーン大学で経済を学ぶ傍ら、美術学校でデッサンを始める。
友人の影響で建築、ゼツェッションの美術に興味を持つ。
1929 兄に誘われてパリに移住。デザイナーとして働くなど、数多くの職業を転々とする。
1937 フランス国籍を取得。
1938 友人の助手としてルポルタージュ写真を撮り始める。
1939 「Marianne」誌でルポ写真家として働く。捕虜となり、キャンプ内で絵を描く。
1941 脱走後、レジスタンス運動に関わり、ルシアン・エルヴェと名乗り、パリに戻る。
1947 「France Illustration」誌で写真家としての活動を再開。
1949 クチュリエ神父と知り合い、彼を介してマルセイユのユニテ・ダビタシオンを取材する。
この写真をル・コルビュジエに称賛されたことがきっかけとなり、建築作品を撮り始める。
1950 初めての写真展「一つの土地、二つの建築」をミラノで開催。以後、多くの写真展を行う。
ジュディットと結婚。
1957 初めての「ル・コルビュジエ展」をインスブルックで開催。 長男ダニエル誕生。
1966〜70 写真コラージュを数多く制作。
1985 アルルの国際写真フェスティバルにて大賞を受賞。
1988 パリ写真月間で審査員特別賞を受賞。
1993 フランス建築アカデミーより造形芸術賞を受賞する。
2000 パリ市写真グランプリを受賞。
2002 Jeu de Paume美術館 Sully館(パリ)にて、大回顧展が開かれる。
2004 ルシアン・エルヴェ写真賞の創設。
2005 CIVA(ブリュッセル)にて大規模展「ルシアン・エルヴェ 建築家の眼差し」開催される。
現在 パリ在住。


ルシアン・エルヴェが共に仕事をした建築家は、A.アールト、M.ブロイヤー、丹下健三、R.ノイトラ、O.ニーマイヤー、G.キャンディリス、J.プルーヴェなど数多い。
 
 
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