1998年度 助成先団体一覧
団体名 | 地域 |
---|---|
活動内容 |
自然環境 6件
竹野スノーケルセンター運営協議会 | 山陰海岸国立公園(兵庫県城崎) |
---|---|
公園利用者に自然環境の情報を提供。スノーケルによる海中の自然教室。陸域での自然解説用資料収集。防水パネルの作成。 |
雲仙百年の森づくりの会 | 雲仙天草国立公園(長崎県島原) |
---|---|
普賢岳の噴火により被害を受けた美しい森を甦らせるため、雲仙地域に自生する樹木の種子から豊かな森を再生する。 |
クッチャロ湖湿原保全協議会 | クッチャロ湖ポン沼(北海道枝幸郡) |
---|---|
湿原の保全活動をしている数団体が共同して協議会を設立。基礎データの整理。湿原の総合的紹介冊子やパネルの作成。 |
あさごささゆり21 | 朝来郡山兵庫県立自然公園 |
---|---|
かつて里山に群生していたササユリを絶滅から守り、人工栽培等で増殖し、町花ササユリの回復で町づくり、里づくりを目指す。 |
(社)北海道野生生物保護公社 | 北海道全域の国立公園 |
---|---|
道内に生息するシマフクロウと他の猛禽類の環境調査。もって、獣医学生への実践的研修を行い、専門家を育成する。 |
日光パークボランティア活動運営協議会 | 日光国立公園奥日光(栃木県) |
---|---|
近年ニホンジカの急増は戦場ケ原、小田代原周辺の植生に変化を及ぼしている。影響調査と保全の対策を検討する。 |
歴史環境 12件
全国重文民家の集い | 全国(事務局・大阪府羽曳野市) |
---|---|
重文民家の現状を広く情報発信する為パンフレット(英文付)を全国の会員民家に常備し見学者に配付。インターネットホームページを開設。 |
鞆の浦 海の子 | 広島県福山市鞆町 |
---|---|
瀬戸内海の要衝鞆の浦は日本を代表する歴史的港湾だが、その調査や保護は行われていない。波止、常夜燈、雁木の調査記録。 |
みちのく伝統建築研究会 | 仙台市青葉区八幡町 |
---|---|
国宝八幡神社を核とした伝統的建造物を保存し住民と共に利用しながら活性化する。シンポジウム等で美しい町並の再現に取り組む。 |
マチおこし研究会 | 福岡県大牟田市 |
---|---|
三池炭鉱の閉山(97年3月)後も残っている施設を近代日本の産業遺産として保存活用し、マチづくりを推進する。 |
(社)全国社寺等屋根工事技術保存会 | 兵庫県氷上郡山南町 |
---|---|
社寺等屋根の檜皮葺は千年以上の歴史ある技法だが、技能者・材料の不足で危機的状況にある。保存継承の為のシンポジウムを行う。 |
トンコナン修復支援活動委員会(前沢町立牛の博物館) | インドネシア共和国南スラウエシ州 |
---|---|
博物館常設展示としてインドネシアトラジャの伝統的住居(トンコナン)を復元した縁で、現地の建物の修復支援に取り組む。 |
赤煉瓦ネットワーク | 全国(事務局・横浜市) |
---|---|
赤煉瓦の建物を中心に地域の歴史と文化を生かした個性ある街づくり活動を、各地で8年間行った。その総括としての出版。 |
(社)日本建築学会四国支部 | 香川県善通寺市 |
---|---|
善通寺市に現存する旧陸軍施設「師団司令部」「偕行社」「兵器庫」「兵舎」群を近代建築史跡として調査研究する。 |
江東区のまちづくりを考える会 | 東京都江東区深川 |
---|---|
江東区の近代洋風建築や初期の集合住宅は耐用年数を過ぎて建て替えの時期にあり、現時点での”まちの記憶”を収集する。 |
土木学会田辺家文献資料調査委員会 | (事務局・東京都新宿区) |
---|---|
琵琶湖疎水事業を実現した技術者田辺朔郎博士が生涯収集保存した資料をデータベース化し、近代土木遺産として活用。 |
戦跡考古学研究会 | 高崎市岩鼻町/高松町 |
---|---|
旧陸軍岩鼻火薬製造所跡に残る歴史的建造物の調査と保存。併せて高崎歩兵第十五連隊跡の遺構・遺物の調査研究。 |
土木の文化財登録をすすめる会 | 全国(事務局・愛知県半田市) |
---|---|
70歳以上の土木学会会員約280名に「土木の生きた歴史アンケート」を実施。結果をデータベース化。会員外の調査も開始。 |