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プレスリリース

シールド工事のCIMシステム「T-CIM®/Shield」を構築

施工管理情報の統合と見える化により、生産性・品質・安全性を向上

2017年3月27日


 

大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:村田誉之)は、当社の施工関連情報を管理、共有する「T-CIM®」システムのうち、シールド工事を対象とした「T-CIM®/Shield」を構築し、施工現場に順次導入を開始します。本システムの適用により、シールド工事において必要となる様々な情報を電子化して一元管理し、見える化できるため、生産性、品質、安全性の向上を図ることが可能となります。

 シールド工事は、都市部の地下を長距離に渡って掘削し、地盤を支えるセグメントを組み立ててトンネルを構築するため、常に移動するシールドマシンの位置を正確に把握することが重要です。しかし、シールドマシンの位置は、図面上にプロットしたデータなどを元に確認しており、また様々な施工管理情報を紙媒体で項目毎に記録・保管しているため、必要なデータを迅速に検索、確認できないという課題がありました。
 そこで、当社では、シールド工事における施工管理情報・記録を統合し、見える化したCIMシステム「T-CIM®/Shield」を構築しました。

「T-CIM®/Shield」の主な特徴は以下のとおりです。
(1) シールドマシンの現在位置をモニター画面により自由な縮尺で表示・確認し、近接した既設交通施設やインフラ設備などの近接構造物との位置関係を正確に把握できます。併せて、刻々と変化する土層断面データもリアルタイムに表示し、現状の掘削土層と今後出現する土層の状況を正確に把握できます。
 
(2) 横断図として画面表示されるセグメント情報には、セグメントリング毎にシールドマシン掘進時の測定データや施工記録のほか、セグメント図面や組立記録、品質管理記録などが紐付けされ、パソコンで一元管理しているため、過去の施工情報や記録を容易に取り出せます。
 
(3) 「シールドトンネル工事に係る安全対策ガイドライン」(平成29年3月厚生労働省発表)に記載されているセグメントのひび割れ、継手の損傷、漏水などの継続的なモニタリングについて、本システムでは各セグメント組立後の上記の状態をタブレット端末によりスケッチや写真撮影で保存し、安全対策にも適切に対応できます。
 
(4) シールドマシンの現在位置と掘進状況は、インターネット経由で情報端末などにより場所を問わずリアルタイムに把握でき、工事関係者だけでなく発注者とも情報を共有できます。
 

 今後、当社では、本システムを新規受注工事に対して積極的に導入を図り、第1弾として、首都高速道路株式会社発注の高速横浜環状北西線シールドトンネル(港北行)工事に導入します。

シールド工事のCIMシステム「T-CIM®/Shield」を構築

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