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プレスリリース

高さ100mmの薄型水平光ダクトシステム「T-Light Duct100」を開発

建物内部に太陽光を効率的に誘導し、自然光利用を促進

2016年12月22日


 

大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:村田誉之)と東洋鋼鈑株式会社(社長:隅田博彦)は共同で、高さ100mmの薄型水平光ダクトシステム「T-Light Duct100」を開発しました。本システムの設置により、建物内部に太陽光を効率的に誘導し、建物の階高を高くすることなく窓のない廊下や自然光の入らない居室に太陽光を導くことが可能となります。

 建物には、窓を設けることができず、日中でも人工照明を常時点灯せざるを得ない廊下や居室があります。現状、このような状況を解決するために用いられる光ダクトシステムは、採光部から取り込んだ太陽光をダクト内で複数回反射させながら建物内部に導くため、ダクト設置用のスペースが必要となります。また、太陽光は反射させるたびに減衰するため、ダクト内で太陽光の反射回数を極力低減させることが求められ、これまでの水平光ダクトシステムでは、天井裏に高さ400mm以上のダクト専用スペースが必要でした。

 そこで、当社は、東洋鋼鈑株式会社と共同で、外壁採光部で取り込んだ太陽光をプリズムにより水平光に変換して建物内部に導く、高さ100mmの薄型水平光ダクトシステム「T-Light Duct100」を開発しました。これにより、通常の階高でも、窓のない廊下や自然光の入らない居室に太陽光による照明適用を可能としました。

「T-Light Duct100」の特徴は以下の通りです。
(1) 高い採光効率を実現
建物外壁部分にプリズムを備えた薄型の採光部を設置し、季節により様々な角度から入射する太陽光を、プリズムの作用により水平方向の光に変換することで、ダクト内の反射回数が低減され、従来の光ダクトの2倍となる高い採光効率を実現しました。
 
(2) 薄型化により通常の階高で設置
プリズムを用いて太陽光を水平方向に導くことで光ダクトの高さを100mmに薄型化し、通常の階高での設置が可能で、また、外観デザインとの調和を図ることができます。
 
(3) 効果的な演出が可能
本システムでは、室内を均一に照らすだけでなく、光を水平方向に導くことで、その変化を直接感じ取れ、木漏れ日のような自然光を会議室や休憩室等に提供するなど、用途に応じた効果的な演出が可能となります。
 

 今後、当社と東洋鋼鈑株式会社は、「T-Light Duct100」をオフィスや病院、集会施設等に対し積極的に展開してまいります。

高さ100mmの薄型水平光ダクトシステム「T-Light Duct100」を開発
高さ100mmの薄型水平光ダクトシステム「T-Light Duct100」を開発
採光効率は、光ダクトに入る光量に対する光ダクトから出る光量の割合です。光ダクト長さ9mの場合、従来の光ダクト(幅670mm、高さ340mm)の採光効率は約5%(シミュレーション結果)ですが、T-Light Duct100(幅800mm、高さ100mm)の採光効率は、平均10.8%(実験結果)となります。
 

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