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プレスリリース

大幅な効率化、省人化が可能な測量ナビゲーションシステム『T-Mark.Navi™』を開発

眼鏡型ウェアラブル端末を活用し、2人で1時間かかる測量作業を1人で40分に

2015年8月3日


 

大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:村田誉之)は、眼鏡型ウェアラブル端末を活用した墨出し測量*ナビゲーションシステム『T-Mark.Navi™』を開発しました。本システムの適用により、建設現場での墨出し測量作業の効率化と省人化が可能となります。

 今回開発したシステムは、眼鏡型ウェアラブル端末と専用測量機器を連携させ、ウェアラブル端末の画面表示により作業員を目標とする測点まで誘導し、作業員の音声操作により測点の位置を決定するシステムです。

 従来の測量では、測量機器側と測点側のそれぞれに作業員が必要で、2人1組でお互いの声掛けにより作業を行っていました。
本システムでは、作業員のスマートフォンを中継端末として、眼鏡型ウェアラブル端末と専用測量機器間で、測量作業中に以下に示すように情報の受け渡しが行えるため、測量作業を単独で行うことが可能となります。

(1) 作業員が装着する眼鏡型ウェアラブル端末の画面上に、専用測量機器で計測された現在位置と目標とする測点までの誘導指示が、リアルタイムに表示されます。
(2) 作業員は画面に表示される位置情報を確認しながら目標の測点まで移動し、「位置決定」など自らの音声で指示することで、専用測量機器側では測点位置を記録、確認表示します。
(3) 同時に、眼鏡型ウェアラブル端末の画面に専用測量機器と同一情報が表示されることで作業員は伝達情報を確認できます。
(4) 作業員は周囲への視野を確保しながら、両手が自由な状態でより安全に作業を実施することができます。

 

 測点約30ヵ所の測量実証試験において、従来作業員2人で1時間かかっていた測量作業を、作業員1人が40分で完了できることが確認されました。現在、当社の数ヵ所の建設現場で運用を開始しています。

 今後は、複雑な曲面部分の部材取付での測量精度向上や測量記録データ自動帳票化など本システムの機能拡張を図り、さらなる測量作業の効率化、省力化を目指していきます。

本システムが対象とする「墨出し測量」とは建物位置や座標、高さなどの基準を決定する基準墨[親墨]ではなく、基準墨に基づき設定される施工用の墨[子墨]を意味しています。

 

従来方式と本システムの比較


 
眼鏡型ウェアラブル端末画面での情報表示例

 

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