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プレスリリース

「ボスポラス海峡横断鉄道トンネル」が第43回 日本産業技術大賞「内閣総理大臣賞」受賞

2014年4月9日

 

大成建設株式会社

 大成建設株式会社(社長:山内隆司)はこのたび、第43回日本産業技術大賞で、最優秀賞の内閣総理大臣賞を受賞しました。受賞件名は、当社がトルコ共和国にて設計・施工した「ボスポラス海峡横断鉄道トンネル」です。4月9日にホテルグランドパレス(千代田区飯田橋)にて授賞式が行われました。

 このプロジェクトは、約1.5kmのボスポラス海峡を挟み、陸上部を含んだ全長13.6kmの鉄道トンネルを構築し、その区間内に4駅を設けるもので、当社はトルコ企業2社(ガマ社、ヌロール社)と共同企業体を組成し、2004年8月から工事に着手しました。
海底トンネル部分では、複雑で速い潮流のボスポラス海峡での沈埋工法※1による世界最大水深部(海面下60m)での沈設を成功させ、陸上トンネル部分では、遺跡の多いイスタンブール市街をシールド工法・NATM工法などを併用しながら工事を進めました。
また、世界初となる海底下での異種トンネルの接続(シールドトンネルと沈埋トンネル)を成功させるなど、トンネル施工技術の粋を集め、2013年10月に安倍首相やエルドアン首相ご臨席のもと無事に地下鉄開通記念式典を迎えることができ、トルコ国民の夢の実現のみならず世界にその技術力の高さが発信されました。
今回の受賞は、難易度の高いプロジェクトへのチャレンジ精神と、その設計・施工を行った当社の技術力が高く評価されたものです。

 大成建設では今回の受賞を、今後のより一層の技術発展に活かしていきます。

 
「ボスポラス海峡横断鉄道トンネル」第43回 日本産業技術大賞「内閣総理大臣賞」受賞

 

日本産業技術大賞について
産業の高度化およびシステム化技術時代を迎えた今日にふさわしい「総合技術を結集した成果」を表彰の対象とする表彰制度で、日刊工業新聞社が主催しています。1972 年(昭和47 年)の創設以来、毎年1 回、その年に実用化された革新的な大型産業設備・構造物や、先端システム技術の開発、実用化で顕著な成果をあげた企業・グループを表彰して、産業界や社会の発展に貢献した成果をたたえるとともに、技術開発を奨励することを目的とし、実施されています。
最優秀と認められた企業・グループに「内閣総理大臣賞」を、次席に「文部科学大臣賞」が授与されます。また、それぞれに「日刊工業新聞社賞」もあわせて贈られます。
当社は、第15回(1986年)に「深宇宙探査用追跡管制システム」で受賞して以来、今回で2度目の内閣総理大臣賞の受賞となります。他には第18回(1989年)に「青函トンネル」で特別賞を、第41回(2012年)に「超高層建物閉鎖型解体工法『テコレップシステム』の開発と実用化」で審査委員会特別賞を受賞しております。

 
※1   沈埋工法   海底に溝を掘り、別の場所であらかじめ製作されたコンクリートの箱(沈埋函あるいはエレメント)を海に浮かべて沈設地点まで曳航し、沈設を順次繰り返しながら、函体を接合することで海底に連続したトンネルを構築する工法


 
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