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プレスリリース

医療機器の低コスト総合安全管理システムを開発

〜所在管理システム「T-Location.ME」と安全点検システム「MARIS」の連携〜

2013年8月22日

 

大成建設株式会社
フクダ電子株式会社

 大成建設株式会社(社長:山内隆司)とフクダ電子株式会社(社長:白井大治郎)は、大成建設の医療機器所在管理システム「T-Location.ME(ティーロケーションエムイー)」(※1)とフクダ電子の医療機器安全点検システム「MARIS(マリス)」(※2)を連携させた新しい医療機器総合安全管理システムを開発しました。

 2007年に医療法が改正され、医療機関に対して「医療機器の保守点検に関する計画の策定及び保守点検の適切な実施」が義務付けられました。これに従い、現在、多くの医療機関において医療機器の保守点検を目的とした管理システムが導入されています。
しかしながら、機器の貸出・返却時の記入ミスなどの手続き処理の不備や、機器が病棟間を移動することにより施設内でその所在が不明となるケースが発生し、運用面での課題となっていました。このため、緊急時における迅速な対応が遅れてしまう、適切な保守点検が実施できないなど緊急性、安全性に対する不安を抱えていました。

 このような課題を克服すべく、今回、従来から普及しているMARISの医療機器に関する点検管理機能と、機器の所在を的確に把握、管理するT-Location.MEを連携させたことで、医療機器に関するあらゆる情報を確実で効率的に一元管理できるシステムを構築しました。
また、本システム導入により医療機器の適正な在庫管理が可能となるため、余剰在庫の削減が期待できます。
大成建設は、これまでも埼玉医科大学保健医療学部加納教授と共同で医療施設における医療機器の所在把握方法の評価、検討を重ね、その効果を検証してまいりました。今回の連携システムについても同様に検証し、その有効性を確認いたしております。

 今後、大成建設とフクダ電子は、医療機関へ積極的にこの連携システムを提案し、安全・安心な医療環境づくりのため、医療施設における効果的・効率的なサービスの実現を支援してまいります。

 
※1   T-Location.ME(ティーロケーションエムイー)
    低コストで機器の所在の把握を可能にする所在管理システム
    特徴 : 施設内の廊下やエレベーター、階段など医療機器が移動する動線上にある分岐地点周辺にアンテナを設置します。機器がどのアンテナ付近を通過したのかをシステム自らが通過履歴情報(足跡)に基づき、どのエリアに存在する確率が高いかを解析、推定し、その位置情報を提供します。機器位置を認識するアンテナは、移動する動線上に必要最小限を配置するだけでよく、廊下などに一定の距離で設置する場合と比較した場合、大幅なコストダウンを実現することが可能です。
T-Location.ME(ティーロケーションエムイー)
 
※2   MARIS(マリス)
    医療機器の安全性と効率的な運用をサポートシステム
    特徴 : 医療機器の貸出、返却から機器の安全点検履歴など一連の業務フローをコントロールすることで、安全性の高い環境作りから修理履歴やコスト管理まで臨床工学技士の業務を強力にサポートする医療機器のマネジメントシステムです。
MARIS(マリス)

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