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プレスリリース

超高層ビルを解体する環境配慮型新工法を公開

閉鎖することで外部への騒音・粉じん飛散をカット クレーン発電で省エネ

2011年8月8日

大成建設株式会社

 大成建設(株)(社長:山内隆司)は、「(仮称)大手町1-6計画」にて適用している環境配慮型の新解体工法「テコレップシステム」 ※関連情報参照 の進捗状況を公開しました。弊社で初めて同工法を適用した解体工事で、100mを超える建物の解体工事としては日本で2例目となります。従来に比べ、より安全かつ、騒音・粉じんの外部流出を抑制でき、吊り荷降下時の回生ブレーキを用いたクレーンによる発電で工事用電力を賄うことも可能です。

 「(仮称)大手町1-6計画」は、東京建物(株)(社長:畑中誠)と大成建設が千代田区大手町一丁目で進める開発事業です。本計画では、最先端オフィスや国際級ホテルの設置、ステーション機能の整備など、都市機能の高度化を図るだけでなく、憩いや安らぎといった都市生活の活力を享受し、環境保全の基盤となる“本物の森”として「大手町の森」を創出します。日本経済の中心地“大手町”における新たな象徴として、また都市再生特区による都市再生事業として「環境共生型街づくり」を目指すこれまでにない開発事業です。
計画地内の大手町フィナンシャルセンターは高さ105mで周囲にオフィスビルが立ち並ぶだけでなく、主要な幹線道路にも近接しています。このような立地での100mを超える建物の解体は、周囲への工事騒音や粉じんに対する影響が大きいだけでなく、その高さによって影響がさらに広範囲となることが予想されます。新解体工法のテコレップシステムは、一つの解体工場のように建物全体を閉鎖しながら完全に内部で工事を進めることができ、発生する工事騒音や粉じんを大幅に低減しています。従来の屋上開放型の解体工法では到底なし得ない結果です。
解体した資材を地上に降ろすクレーンには、回生ブレーキによる発電機能と蓄電池を設置し、解体に要するエネルギーを電気として蓄え、利用するシステムとしています。荷降ろし高さが高いほど効果も高くなるため、超高層ビルでの適用はより有効となります。
解体空間を閉鎖した特殊外部足場は、弊社が独自に開発した降下システムによって、外部足場と屋根が一体となって1フロアずつ降下し、解体工事が進むにつれて徐々にビルの高さは低くなっていきます。今回は着手後、3回目の降下となります。1回の降下に要する時間は4時間程度で、今回の工事では1フロア分約4m降下させます。降下してから次の降下までの1サイクルは6日間で、従来の工法で行った場合に比べ、1日以上短縮できるため、工期短縮に伴う環境負荷軽減効果も期待できます。

 大成建設では、今後超高層建物の解体が増えると予想される中、地球環境負荷軽減を目指し、テコレップシステムの更なる改善を進め、適用物件の増加に向けて積極的な営業展開を図っていきます。

 

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