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プレスリリース

高機能な小口径のコンクリートバイブレーター(内部振動機)を開発

〜 高密度配筋部の施工性の向上と品質の確保 〜

2010年11月15日

大成建設株式会社

 大成建設(株)(社長:山内隆司)は、エクセン(株)(社長:林秀一)と共同で新型の直径28ミリ小口径コンクリートバイブレーター(内部振動機)を開発しました。このバイブレーターは、28ミリという従来の小口径バイブレーターのサイズを維持しながら、モーターや振動発生部を改良することにより、今までの約1.5倍まで大幅に締固め能力を向上させることに成功しました。

 阪神・淡路大震災以降、耐震基準の見直しにともない、コンクリート構造物に多くの鉄筋が配置されるようになりました。さらに近年、環境配慮や景観デザインの観点から、部材厚を薄くしたスレンダーな形状が多くなり、配筋状態がますます高密度化するケースが増えています。こうした場合、一般に使用される口径40ミリのバイブレーターでは錯綜する配筋の中に挿入するのが難しい場合が多く、締固め能力の小さい従来の小口径28ミリのバイブレーターを用いて施工しますが、多くの手間と時間を余儀なくされるという現状がありました。今回の新型の小口径バイブレーターは、特殊モーターを用いて、回転数を上げることによりバイブレーターの挿入箇所の削減や作業時間の短縮を実現し、こうした課題を解決しています。

 大成建設は併せて、締固め作業を確実に、かつ効率よく行うための評価手法も構築しました。確実な品質を確保するのに必要な締固めエネルギーを導き出し、高密度配筋におけるバイブレーターの最適な挿入回数や作業時間を設定することにより、新型小口径バイブレーターの使用方法を確立しました。

 今後、当社は最適な挿入間隔や時間など施工上のポイントをまとめたマニュアルを作成し、積極的に自社案件で使用していくとともに、総合評価入札などにも提案していきます。

以上

 

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