限界耐力計算対応プログラム「FORCE−G」を開発

−国土交通大臣認定の第一号に−
 
【平成14年6月6日】 大成建設株式会社


 大成建設(株)(社長:葉山 莞児)は、限界耐力計算に対応した構造計算プログラム「FORCE−G」を開発し、この度国土交通大臣の認定を取得しました。限界耐力計算に対応した構造計算プログラム認定の第一号となります。これにより、より高度な性能設計が可能になり、確認申請から着工までの期間が大幅に短縮されます。
 
 
 限界耐力計算は超高層ビルの設計で行われる地震応答解析等の高度な考え方を取り入れ、地震時の建物の状態を適切に評価する性能評価型の合理的な検証法です。平成12年の建築基準法施行令改正で、性能規定化に対応した構造計算法として新たに導入されました。建物性能を明確に表示することでより合理的な設計が可能であり、同時に、顧客との性能グレード設定にも有効な方法です。また、限界耐力計算では、耐久性以外の仕様規定が不要とされているため、従来の許容応力度計算に比べ、要求性能に応じた自由な設計が可能です。
 
 今回開発した構造計算プログラム「FORCE−G」の特徴は、大地震時、極大地震時の建物の要求性能に対する応答状態を明確に表示する高度な性能設計を短期間に完了できることです。
 
 限界耐力計算は従来にない高度な検証法であるため、建築基準法施行令改正以降も、個々のプロジェクトごとに(財) 日本建築センター等の性能評価機関の評価手続きが必要でした。今回の「FORCE−G」の大臣認定取得により、評価機関の個々の手続きが不要となるので、確認申請から着工までの期間が大幅(2ヶ月)に短縮されます。
 
 
 「FORCE−G」は、既に多くのプロジェクトに運用を開始しています。今後は、高度な性能設計のツールとして積極的な運用を全国的に展開していきます。
 
 
 
システム概要
 
  
計算と性能評価