〈機械の美学〉を超えて

−「ル・コルビュジエの石・れんが」展開催−
 
【平成14年1月7日】 大成建設株式会社


 大成建設(株)(社長・葉山莞児)の常設ギャラリー・Galerie Taiseiでは、2002年1月15日(火)から3月29日(金)まで、展覧会「−ル・コルビュジエの石・れんが−〈機械の美学〉を超えて」を開催いたします。
 
 
 ル・コルビュジエはコンクリートの建築家と思われがちですが、実際にはそれだけでなく、れんがや石、木などの素材を使い、多彩な表情をもつ建築作品を多数手がけています。しかし、こうした作品は今まで紹介される機会がまれでした。そこで今回は、ル・コルビュジエの転換点となる1930年代を中心に、石、れんがを使った建築作品を紹介いたします。
 
 機械を意識してツルッとした仕上げにこだわった1920年代から、ぬくもりがあり、ざらりとした手触りの素材を用い、それらの強烈な視覚的効果を楽しんだ30年代を経て、50年代に入ると、コンクリートも彼ならではの表情をもつようになります。形態や色彩だけでなく、さまざまな素材の組み合わせによって個性的なファサードを作って見せたル・コルビュジエの業績を、年代別に表れる変化を追って見ていくことで、新しいル・コルビュジエ像に触れることができるでしょう。
 
 
 
 

 
 会   期: 2002年1月15日(火)〜3月29日(金)
*土、日、祝日は休廊
 開廊時間: 10時〜17時
 会   場: ギャルリー・タイセイ
東京都新宿区西新宿1−25−1  新宿センタービル 
大成建設17階
Tel 03−5381−5510 / Fax 03−5381−5511
URL http://www.taisei.co.jp/galerie/index.html
 展示内容: 写真(竣工時・現在)50点、図面、参考資料パネル
れんが・コンクリートの実物
ル・コルビュジエによる絵画作品(作風の変化が見られるもの)10点
 取り上げる作品:  
  (スイス時代) ファレ邸
  (1920年代) ペサックの集合住宅、サヴォア邸(煉瓦にプラスター塗り)
  (1930年代) マンドロー夫人邸、マテの家、ポルト・モリトールの自宅アパート
ウイークエンドハウス、スイス学生会館
  (1950年代) れんが=デュヴァル織物工場、サラバイ邸、ジャウル邸
粗いコンクート=マルセイユのユニテ、ラ・トゥーレットの修道院
  (最晩年)

ル・コルビュジエ・センター

 
 
ル・コルビュジエ「スイス学生会館」(1931〜1933年)
撮影:玉置啓二