渋滞解消を超短期で実現 現場工期45日〜90日で

―立体交差部の超高速施工法「TQB工法」を開発―
 
【平成13年9月20日】 大成建設株式会社


 大成建設(社長・葉山 莞児)は、全国の都市部が抱える「渋滞交差点」、「ボトルネック踏切」の対策として、超短期間で施工できる立体交差部の超高速施工法「TQB工法」を開発しました。
   
 現場施工期間は、従来工法で3〜4年程度が一般的であったのに対して、全面通行止めできれば最短1.5ヵ月、車線規制しても3ヵ月で完成できます。
 
 なお、本工法には、画期的なプレハブ方式など施工条件に応じて選べる複数のバリエーションを準備しています。
 
 
 これまでの渋滞解消のための立体交差化工事は、その期間中、道路を工事用地として占用する交通規制が不可避であり、周辺住民の環境への悪影響(騒音、振動、大気汚染など)や道路利用者に長期間にわたる不便を強いることが常でした。また、渋滞解消工事が、よりひどい渋滞を長期にわたり生むという大きなジレンマがありました。このため、画期的に交通規制を最小にできる立体交差化を急速施工する工法の出現が、望まれてきました。
 
 
 今回開発しました「TQB工法」は、この要求を満足する大成ブランドの技術です。「TQB工法」には、函体のプレキャスト化により現場工期1.5〜3ヵ月の超急速施工を可能にした「TQB-B工法」や、交通遮断をほとんどせず道路上空で床版を完成させ、一晩でリフトダウンして完成させる「TQB-R工法」(現場工期3〜10ヵ月)など、種々の施工条件に対応できる各種バリエーションがあります。
 
 このように、「TQB工法」は、施工中の交通渋滞の一層の悪化を抑制でき、かつ、騒音、振動、大気汚染という地域住民にとって一番気になる施工中の周辺環境の悪化も大きく抑制できる"エコ工法"です。
 
 今後、道路利用者や住民の方からも望まれる都市環境の提供に貢献できる本工法を積極的に、営業展開していきます。
 
 
TQB−B工法
 
TQB−R工法
 
TQB−K工法