ローコスト型コンクリート蓄熱空調ビルシステム
(コアンダ効果利用)を開発

 

 
【平成12年7月3日】 大成建設株式会社


 大成建設(株)(社長・平島 治)は、このたびオフィスビルなどを対象に、夜間電力利用の蓄熱式空調を効果的に行う「ローコスト型コンクリート蓄熱空調ビルシステム(コアンダ効果利用)」を開発しました。
 エネルギー利用の高効率化と平準化が叫ばれるなか、水蓄熱や氷蓄熱式空調システムが普及してきました。これらの蓄熱式空調システムは夜間電力を利用することで、省エネ効果、CO2削減等の環境保全効果、ランニングコストの低減など多くの利点が期待される反面、蓄熱槽の設置スペースやイニシャルコストに課題が残っておりました。
 本システムでは、天井内の躯体スラブ下面に冷温風を吹付け、気流の特性を生かしながら効率よく蓄熱するため、従来の蓄熱空調システムより更に以下の様な効果が期待できます。


昼間の空調負荷の約20%を削減
安い夜間電力料金を利用して蓄熱するため、氷蓄熱方式との併用によりランニングコストを約30%削減
シンプルなシステムのため、非蓄熱システムからのイニシャルコストアップ分は約4年で回収可能
天井隠ぺい型のためフロア内に機械室が不要
室内の快適性アップ