高速常時接続時代を見据えたインターネット対応住宅を販売開始

 
【平成12年4月20日】 大成建設株式会社


 大成建設株式会社(以下大成建設、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:平島 治)と株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(以下NTT-ME、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:池田 茂)は、平成12年4月20日から大成建設とNTT-MEが共同開発した「LAN対応住宅情報配線システム」を標準装備したコンクリート系プレハブ住宅「パルコン」(*1)と進化型ツーバイフォー住宅「空間王」(*2)を販売開始します。
 また、併せてNTT-MEのパートナー会社である株式会社エヌ・ティ・ティ エムイーサービス各社(以下NTT-MEサービス)(*3)において、大成建設の住宅販売情報の取次営業を開始します。

1. LAN対応住宅情報配線システムの概要
 大成建設とNTT-MEは平成11年11月に、プレハブ住宅への「LAN対応住宅情報配線システム」の共同企画に関する業務提携を締結し、高級プレハブ住宅における住宅情報配線インフラの企画・開発を進めてきました。この度、大成建設によるLAN対応住宅情報配線システムを標準装備した住宅の販売開始にあたり、NTT-MEは住宅の情報配線設計、部材の提供、施工・メンテナンス並びに住宅販売員・設計者の支援を行います。LAN対応住宅配線システムの具体的な内容は以下のとおりです。

(1)さまざまな情報通信機器に対応
 今回標準装備となるのは、ISDNの利用を基本としたシステムです。情報 配線パネルを設置し、その内部にはDSU内臓ルータ、パッチパネル、雷防護アダプ タなど最新情報機器が標準装備されます。各部屋には情報コンセントを設置し、電源コンセント、映像出力端子のほかに、LAN、ISDN、アナログの3つのポートが搭載され、情報通信機器に合わせポートを自由に選択できます。

(2)拡張性の高い配線方式
 配線構成は、情報配線パネルからスター状に各部屋へ配線する構成を採用し、従来の住宅で採用しているバス配線方式とは異なり拡張性の高い配線方式です。

(3)FTTHにも対応可能
 配線方式はEthernet(*4)を基本としており、複数のパソコンを接続可能で、ADSLやワイヤレスインターネットサービスなど高速常時接続によるインターネット接続環境にも対応可能です。ニュータウン型光インターネット「WAKWAK TOWN」(*5)のように将来各戸までFTTH(*6)が導入された際も、情報配線パネル内にONU(*7)やHUBを取付けることで対応可能です。また、各部屋までをカテゴリ5(*8)のLANケーブルを先行配線していることから100Mbpsの高速通信にも対応が可能です。


2. 販売チャネルの拡大
 大成建設は、住宅展示場での商談による受注が約7割を占めていますが、更なる販売拡大にあたっては、住宅展示場の維持コストの増加と共に販売員の確保が難しく、新たな販売パートナーとの提携による販売チャネル拡大を模索してきました。
 NTT-MEサービス各社は、社員の多くが電話の技術者として地元企業・顧客からの信頼も厚く、信用関係が重要なポイントとなる住宅販売においても多いに貢献できるものと考えます。そこで、地元密着の利点を多いに活かし、大成建設の「LAN対応住宅情報配線システム」標準装備住宅の販売開始にあたり、住宅販売情報の収集、住宅購入希望顧客の紹介等を通じ住宅販売事業を開始します。

3.今後の展開
 大成建設とNTT-MEならびにNTT-MEサービス各社は情報通信技術及び住宅建設・販売ノウハウを融合した一般住宅向け情報配線インフラの研究開発、住宅販売、更にはインターネット普及時代を見据えた実生活に役立つコンテンツの企画・開発を共同で進めます。
 例えば、留守時の代行受付・留守番サービス、生活関連用品ネット注文・配送サービスなど、入居者の生活ニーズに合わせた「サービス付き生涯住宅」をコンセプトに21世紀のマルチメディア時代に最適な住宅トータルソリューションの提供に向け、相互の強みを活かし、住環境の質の向上に努めます。



(*1)「パルコン」
 耐火・耐震・遮音性に優れたロングセラーであるコンクリート系プレハブ住宅です。

(*2)「空間王」
 北米で主流になりつつある断熱材を構造体でサンドイッチした断熱構造体を外壁・屋根に採用したオリジナル構造の進化型ツーバイフォー住宅です。

(*3)株式会社エヌ・ティ・ティ エムイーサービス各社
 NTT-MEの100%子会社として平成11年11月より営業を開始しました。人材派遣業・サプライ商品販売・電話設備保守を主な事業の柱としてNTT-ME各支店と連携してビジネスを展開しています。
NTT-MEサービス各社の概要 *各社社長は、NTT-ME各支店長が兼任。
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイーサービス神奈川(所在地:神奈川県横浜市)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイーサービス千葉(所在地:千葉県千葉市)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイーサービス埼玉(所在地:埼玉県大宮市)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイーサービス茨城(所在地:茨城県水戸市)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイーサービス栃木(所在地:栃木県宇都宮市)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイーサービス群馬(所在地:群馬県高崎市)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイーサービス山梨(所在地:山梨県甲府市)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイーサービス東京(所在地:東京都)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイーサービス信越(所在地:長野県長野市)


(*4)Ethernet

 ネットワークを構成するとき現在最も一般的に使われている接続タイプで、複数の機器を接続するときに集線装置(HUB等)を中心に接続する方法です。メンテナンスが容易で拡張性に優れている事が特徴です。

(*5)「WAKWAK TOWN」
 家庭内まで敷設した光ファイバを利用した広帯域の「光インターネットマルチメディアサービス」です。新規の分譲地等へNTT-MEが提供する専用線サービス「XePhion(ゼフィオン)」のバックボーンとFTTH設備を組み合わせて、最大10Mbpsの常時インターネット接続、また多様なマルチメディアコミュニティーサービスの提供が行なえる町全体をカバーしたニュータウン型サービスです。

(*6)FTTH
 光ファイバ加入者線を家庭まで敷設することです。これによって、音声/データ/映像等のメディアを統合的に提供するマルチメディア通信が可能となります。

(*7)ONU
 光加入者ネットワーク装置のことで、将来光ファイバ加入者線が家庭まで敷設されたとき、光加入者ネットワーク装置によって光ファイバケーブルからメタルケーブルに変換する装置です。

(*8)カテゴリ5

 LANケーブルの(*9)NTT-ME各社規格名で、最大通信速度100Mbpsまで対応可能であることを意味します。

(*9)NTT-ME各社
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイー北海道
(本社:北海道札幌市中央区、代表取締役社長:山口 宏二)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイー東北
(本社:宮城県仙台市青葉区、代表取締役社長:山下 照雄)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイー東海
(本社:愛知県名古屋市東区、代表取締役社長:東山 福男)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイー北陸
(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:内山 登)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイー関西
(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:坂田 雅夫)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイー中国
(本社:広島県広島市中区、代表取締役社長:西田 吾郎)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイー四国
(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:酒井 輝隆)
株式会社エヌ・ティ・ティ・エムイー九州
(本社:福岡県福岡市中央区、代表取締役社長:福元 俊久)
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドゥ
(本社:沖縄県浦添市、代表取締役社長:我喜屋 稔)



                           <本件に関するお問合せ>
 

株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー
第8マーケティング本部
宮本、酒井

TEL:03-5200-4322
Mail:homelan@ntt-me.co.jp
大成建設株式会社 住宅事業本部
橋口
TEL:03-3535-8012
Mail:hashiguc@house.taisei.co.jp