「ル・コルビュジエ」という物語との出会い

―『再発見/ル・コルビュジエの絵画と建築』発刊―
 
【平成12年4月24日】 大成建設株式会社


 このたび、大成建設(株)社員で、当社 ギャルリー・タイセイの学芸員である 林 美佐 が著わした『再発見/ル・コルビュジエの絵画と建築』が彰国社より発刊されました。

 20世紀を代表する近代建築の巨匠ル・コルビュジエ(1887−1965)は、建築以外にも多くの分野で作品を残しましたが、絵画作品に関してはこれまで日本ではあまり紹介されていませんでした。
 ギャルリー・タイセイは大成建設(株)が1992年に開設した、ル・コルビュジエのコレクションを軸にした小さな専門美術館です。著者はそこで彼に関する内容の展覧会を数多く企画・実施していますが、なかでも絵画作品から彼の業績をとらえ直し、「水」「太陽」「貝殻」や「女性」などといったテーマを通じて、新しい切り口で、彼に対するいろいろな見方を提示する展覧会を開催してきました。
 本書は、これらの展覧会に際し、著者が小冊子に発表してきたテキストをもとに新たにまとめたもので、絵画と建築との関係を中心に、より深いル・コルビュジエ理解を目指しています。
 この本を通じて、多分野にわたり共振しあう彼の創造の世界に触れていただければ幸いです。



『再発見/ル・コルビュジエの絵画と建築』
著 者: 林 美佐(はやし みさ)
発行所: (株)彰国社
発行日: 平成12年4月10日
体 裁: B6版 /本文214頁・カラー図版43点/定価2,500円(本体)
主要目次: ・ル・コルビュジエとその時代
・画家、ル・コルビュジエ
・建築家と画家の間で
・「ル・コルビュジエ」とは誰だったのか

著者略歴
 1963年 東京生まれ
 1987年 学習院大学大学院博士前期課程(美術史)修了
東京都庭園美術館学芸員を経て、
現在、大成建設(株) ギャルリー・タイセイ 学芸員