めざせ!廃棄物入コンクリートの実用化!

−第7回「学生によるコンクリート圧縮強度コンテスト」結果報告−
 
【平成11年11月18日】大成建設株式会社


 大成建設(株)技術研究所 (横浜市戸塚区、常務 技術研究所長:辻井 剛) は、本日、 「学生によるコンクリート圧縮強度コンテスト」 を開催しました。土木の日にちなんだイベントとして毎年開催されている本コンテストは今年で7回目を迎え、最近ではコンクリート関連の産学交流イベントとして、全国の土木・建築系の大学、高等専門学校等の間に定着してきています。

 今回のコンテストは、環境問題という視点から 「未利用資源のコンクリートへの有効利用」 をテーマとして、実際に施工できる、実用性の高さを重視した新ルールを採用。海外を含む大学、高等専門学校等から参加した76チームのうち、9月上旬の予選を通過した上位15チームが本選に進み、コンクリートの圧縮強度と産業廃棄物の活用度の総合評価を競い合いました。
 競技では、各チームの製作したコンクリート試験体 (直径15cm×高さ30cmの円柱型) を当社技術研究所内の10MN (メガニュートン) 型構造物試験機で圧縮して破壊時の強度を競いました。本年は100点満点のうちこの圧縮強度の評点を60点、処分量の多い廃棄物を利用するほど高得点となる有効性ポイントを15点、廃棄物を多くし、かつ、コンクリートの材料費の少ないものほど高得点とみなす活用性ポイントを25点とし、これらの合計点で順位が決定しました。
 コンクリートの強さもさることながら、いかに廃棄物を多く含んだコンクリートを作り出すかが勝敗の分かれ目となりました。
 この結果、激戦の末、下記のとおり1位から3位と特別賞が決定しました。



[結果]

優  勝  中部大学(工学部・建築学科)           88.64点
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         *使用材料:タイル研磨かす・コンクリート破片
         高強度性60.00点、有効性15点、活用性13.64点
 
 
準 優 勝  大韓民国忠南大学校工科大学(建築工学科) 74.95点
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         *使用材料:コンクリート破片
         高強度性43.59点、有効性15点、活用性16.36点
 
 
第 3 位  佐賀大学(理工学部・都市工学科)        72.47点
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         *使用材料:コンクリート破片・砕石スラッジ
         高強度性44.83点、有効性15点、活用性12.63点
 
 
特 別 賞  名古屋大学(工学研究科・建築学専攻)
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*理 由:国内のガラス主原料の製品珪砂のシェアの約1/3を占める愛知県で実際に 処理に困っている微粒珪砂(製品珪砂精製時の廃棄物)を採用している。


なお、本年も、競技の模様はインターネット上で生中継されました。詳しくは当社のホームページをご覧ください。

※1N(ニュートン):1キログラムの物体に1メートル毎秒毎秒の加速度を与える力。MN(メガニュートン)はその100万倍。