当社PR誌『TQ』特集が単行本化

―『目で見るものと心で見るもの』発刊のお知らせ―
 
【平成11年5月28日】大成建設株式会社


 このたび、大成建設(株)(社長・平島 治)発行のPR誌『TQ』(Taisei Quarterly)の特集記事(1997年101号〜1999年106号)をまとめた『目で見るものと心で見るもの』が(株)草思社より6月上旬に発刊されます。

 1961年の創刊以来、当社PR誌TQが一貫して目指してきたのは、建設業が果たすべき社会的な役割や文化的意義を広く議論することでした。建設業界に止まらず、文学や芸術、宇宙論など、社会の様々なジャンルの話題を取り上げ、軽快な文章で、興味深い内容を掲載しています。

 今回本書に収録されたTQ101号から106号では、「便利なもの、不便なもの」「見えるもの、見えないもの」「快適なもの、不快なもの」「似ているもの、似ていないもの」「大きいもの、小さいもの」「変わるもの、変わらないもの」と、相反する言葉を並べたテーマを設定し、常識的な価値観を問い直す特集をしてきました。
 現代社会に生きる私たちは、とかく目の前の便利さや快適さといったものばかりを優先しがちです。しかし目に見えないことでかえって見えてくる物事の本質もあるのではないでしょうか。硬直した私たちの想像力にふたたび活力を取り戻す時期が来ているのかもしれません。

 本書では、目に見える便利さや快適さの陰に隠れてしまい、心の目でしか見ることのできなくなってしまった真に価値あるものに光を当て、気鋭の学者・作家・文化人、30人がエッセイと対談で、今という時代を改めて問い直します。
 来たるべき未来社会における、本当に豊かな生活とは何かを考えるきっかけとなれば幸いです。

『目で見るものと心で見るもの』

著 者 谷川俊太郎、三田誠広、
池田晶子ほか
発行所 株式会社 草思社
定 価 1600円(税別)
体 裁 上製本四六版
238ページ