絵本で見る近代建築のはじまり

―『ル・コルビュジエ−建築家の仕事』発刊のお知らせ―
 
【平成11年3月26日】大成建設株式会社


 このたび、大成建設?(社長・平島 治)が出版協力した絵本、『ル・コルビュジエ―建築家の仕事』(すえもりブックス)が、発刊されました。

 近代建築の巨匠ル・コルビュジエ(1887-1965)は、絵画や彫刻、デザインにも多彩な才能を発揮した、20世紀を代表する建築家・都市計画家です。
 彼は、「近代建築の5原則」―ピロティ・自由な平面・自由な立面・連続水平窓・屋上庭園―を提唱して、それまでの建築の概念をくつがえし、明るく清潔で暮らしやすい建築空間づくりに努めました。また、人体の寸法を基準にした独自の建築尺度「モデュロール」を考案し、人間と建築の調和にも力を注ぎました。都市計画についても沢山の提案をし、そのうちの一つがインドで実現しています。
 彼の建築論・都市論がなかったら、今日の建築や都市は別のものになっていただろうといわれるほど、近代建築に与えた彼の影響は計り知れないものがあります。

 新しい家、都市、インテリア、人間的な空間を私たちに教えてくれた建築家、ル・コルビュジエ。彼の残した業績や思想を、平易な文章とあたたかな色彩の挿し絵で、小粋に楽しく伝えてくれる本書は、子どもたちには勿論、大人にとっても有用な一冊だといえます。
 読者は彼の考えや建築の実践を知ることにより、近代建築のはじまりをたどることができるでしょう。

 本書は1987年にスイス(フランス語)で出版され好評を得ていましたが、この度日本での出版となりました。なお、日本語訳は当社管理本部の小野塚昭三郎が行いました。

『ル・コルビュジエ−建築家の仕事』

作:フランシーヌ・ブッシエ   ミッシェル・コーアン 絵:ミッシェル・ラビ 訳:小野塚昭三郎 上製本 B5変形判(26.5?×19.0cm) 本文32頁 フルカラー 定価:本体1,500円+税 協力:大成建設株式会社    ギャルリー・タイセイ