環境報告に監査法人の意見書を添付

―1998年度環境年次報告書を作成―
 
【平成11年7月7日】大成建設株式会社


 大成建設(株)(社長・平島 治)は、昨年の環境保全活動をまとめた 「1998年度 大成建設環境年次報告書」 を作成しました。
 今年度はゼネコンでは初めての試みとして、第三者機関の意見書を添付しています。
当社は、産業界で導入されつつある環境会計を視野に入れ、中央監査法人の全額出資子会社である中央サステナビリティ研究所に内容の検証を依頼しました。意見書は、報告書を作成するための情報収集は所定の方法で合理的に行われ、表示されている情報は同研究所が入手した証拠資料と矛盾しない、というもので、同研究所の意見書としては、当社が第1号になります。

 当社は昨年、環境マネジメントシステムの構築と複数支店でのISO14001の認証取得、建設廃棄物の分別 ・ リサイクル、環境技術の研究 ・ 開発など6項目にわたる環境目標 (大成アジェンダ'98) を設け、これに向かって地球環境問題の解決に取り組んできました。
 98年度の主な実績としては、建設廃棄物の総排出量が約126万tで、昨年度に比べ約21万tの削減となり、建築延べ床面積当たりの混合廃棄物の排出量は、22%の減少となりました。熱帯材型枠の代替率は28.4%で、目標の35%には達しませんでしたが、消費量は1993年度比で47%以上の削減となっています。 
 東京支店八重洲2丁目ビル作業所では、特にCO2削減を目標に、工事施工段階で行えるあらゆる環境負荷削減目標をたて、CO2換算でトータル6%の低減を目指しています。
 本社 ・ 支店社屋におけるCO2排出量においては、電気 ・ ガス ・ 水道の削減努力により、昨年度と比べると炭素換算で約52tの削減となりました。

 
 99年度の環境目標 (大成アジェンダ'99) は、以下の5項目です。
(1) ISO14001の認証取得支店は継続的な運用で環境負荷を削減、その他の支店 ・ 事業本部は環境マネジメントシステムを構築し認証取得
(2) 建築設計段階での省エネ、省資源によるCO2排出量の削減、エコ建材の使用などを主体とする新エコシートによる定量的実績の把握
(3) 建設廃棄物の発生抑制、分別、リサイクルの推進 (コンクリート、アスファルトコンクリートの再資源化率の前年度比5%増、新築建物の延べ床面積当たりの建設混合廃棄物の排出量の前年度比5%減)
(4) 環境技術の研究 ・ 開発
(5) 省エネ、省資源運動の全国展開