世界初、日本に「ジョン・レノン ・ ミュージアム」

〜 オノ・ヨーコ氏と合意、2000年秋『さいたまスーパーアリーナ』に 〜
 
【平成11年2月15日】 大成建設株式会社


 大成建設(株) (社長・平島 治) は、このたびニューヨーク在住のオノ・ヨーコ氏の許諾を得て、世界で初めて日本に 「ジョン・レノン ・ ミュージアム」 を開設・運営することになりました。
 

〔ジョン・レノン ミュージアムの概要〕
 1.オープン  西暦2000年秋
 2.所 在 地  さいたま新都心 『さいたまスーパーアリーナ』 文化アミューズメント施設内
 3.延 面 積  約2,000m2
 4.展示内容  ジョン・レノンゆかりの楽器、衣装、身の回りの品々、作詩作曲原稿、
絵画作品など、オノ・ヨーコ氏所蔵のメモラビリアを中心に多数展示
 5.事業主体  大成建設株式会社
 6.事業協力  株式会社プロデュース・センター


 ジョン・レノンは、20世紀を代表するアーティストとして多くの人々に多大な影響を与えてきました。その影響は単に音楽の分野にとどまることなく、様々な分野に及ぶものであると評されています。このアーティストの生涯と作品を、21世紀に正しく伝えたいという願いからこのミュージアムは開設されます。
 1995年、当社グループがコンペで最優秀として選ばれ、現在建設中の 『さいたまスーパーアリーナ』 は、さいたま新都心の中核施設であると共に、“音楽とスポーツの殿堂”となるものであり、オープンが丁度、ジョン・レノンの生誕60年にあたることも、ここに開設することの意義を高めるものといえます。
 

〔大成建設の文化活動〕
 大成建設の創始者・大倉喜八郎は、日本で最初の近代的ホテルの設計を、20世紀を代表する建築家 フランク・ロイド・ライトに委ね、 『帝国ホテル』 を建設しました。
 また彼は、中国との交流によって蒐集した多くの東洋の美術品や日本の重要美術品を、 『大倉集古館』 を造って一般に公開しています。この美術館は、日本で最初の私立の美術館です。
 二代目の大倉喜七郎は、藤原義江や日本の伝統芸能のパトロンとして彼らの後押しをしたほか、札幌にスキーのジャンプ場 (現大倉山ジャンプ競技場) を建設して寄付するなど、日本の文化史に残る貢献を果たしました。
 近年において当社は、現代の浮世絵師・門脇俊一画伯の活動を応援し、展覧会を開催するほか、作品の購入を続けています。
 

 1990年には、20世紀を代表する建築家 ル・コルビュジエの素描・コラージュ集を購入。その後も、油彩を中心にコレクションを続けています。1992年には、新宿センタービル内に美術館 『ギャルリー・タイセイ』 を開設して、彼の作品展示のみならず、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファンデル・ローエなど世界的な建築家を中心に展覧会も次々と催しています。
 さらに、21世紀のアートとも言われる障害者のアート 『エイブル・アート』 (可能性の芸術) を企業メセナの柱の一つとして、展覧会や音楽会などの開催を支援しています。この他、年間を通して、音楽会・展覧会・劇公演などに協賛しています。
 

 このような当社の文化活動の延長線上に、このたびの 「ジョン・レノン・ミュージアム」 は位置づけられます。
 永年、本業の建設を通じて 『地図に残る仕事』 を手がけてきた当社が、文化の面でも、 『21世紀に残る仕事』 に携わることができることを喜びとしております。
 どうかご期待下さい。
 

《参考》 『さいたまスーパーアリーナ』 について
 埼玉県が整備を進めている 「さいたま新都心」 の中核施設の一つで、 “スポーツと音楽と文化をライブで楽しむ21世紀型アリーナ” です。
 世界最大規模の客席可動システムにより 「高性能アリーナ」 「コミュニティーアリーナ」 そして 「スタジアム」 と、3つのステージを創り出します。また、それぞれのイベントに適した音響性能に設定するために分割・昇降する可動天井システムなど先進の機構を数々備え、アリーナ全体がイベントに応じて理想の空間に形を変えます。
 アリーナの南側には文化アミューズメント施設があり、世界初「ジョン・レノン ・ ミュージアム」を始めスポーツジム、カルチャーセンター、レストランなど、幅広い世代の人々に交流の場を提供します。イベントが開催されていない時も、賑わいあふれる楽しさ満載のアリーナです。