建物のエネルギー消費診断を短期間・低コストで

−エネルギー消費簡易計測法を開発−
 
【平成11年12月9日】大成建設株式会社


 大成建設(株)(社長・平島 治)は、既存建物のエネルギー消費実態を短期間かつ低コストで把握できる 「エネルギー消費簡易計測法」 を開発しました。これにより、建物の省エネルギー診断を簡単に行なうことが可能となりました。


 本年4月1日に 「エネルギーの使用の合理化に関する法律」 が改正され、建物の省エネルギー化に対するニーズが高まっています。従来、建物のエネルギー消費量を計測する場合は、多くの計測器と人手が必要となり、計測期間が長期に亘るため、多額の費用がかかりました。このため、低コストで実態を把握できる方法が望まれていました。
 今回開発した 「エネルギー消費簡易計測法」 は、当社が長年蓄積してきた実測数値を独自にデータベース化し、応用したことにより、測定個所の削減が可能となり、計測期間の短縮と低コストが実現しました。



 本計測法の特徴として以下の点があげられます。
(1) 従来必要とされていた各種の計測個所を2割から3割程度にまで削減できます。
(2) 代表階のみ、または代表回路のみの計測により、建物全体のエネルギー消費特性の把握が可能となります。
(3) 事務所ビル、病院、ホテル、工場など、各種建築物に対応できます。
(4) 診断・対策・工事・管理と一貫した提案が可能となります。


 当社はこれまで、オフィスビル、工場など各種建築物で省エネルギー診断を行ってきました。また、現在も横浜と大宮のオフィスビルで、長期的にエネルギー消費計測を行なっており、さらなる簡易計測法の精度向上を図っています。
 今回の新計測法により、リニューアル物件や新築物件に対しても、積極的に営業展開を図っていきたいと考えています。



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