東京に続き広島での上映会も好評

−『明治建築をつくった人びと』コンドル先生と四人の弟子−
 
【平成11年12月6日】大成建設株式会社


 大成建設(株)(社長・平島 治)は、10月26日、28日の東京での上映会に続き、12月6日、平和記念公園内にある広島国際会議場(広島市中区中島町1-5)で、当社企画・制作のドキュメンタリー映画『明治建築をつくった人びと』コンドル先生と四人の弟子(監督=田部純正、16ミリ、54分)の上映会を開催いたしました。
 3回の上映で多くの方々にご来場いただき、会場では本作品のガイドブックや絵葉書などのチャリティー販売を実施いたしました。売上金は、文化財や歴史的環境等の保全活動をしている(財)日本ナショナルトラストへ寄付いたします。

 本作品は、明治10年に日本政府に招かれ、工部大学校(現・東京大学)造家学科の教授として来日したイギリスの若き建築家ジョサイア・コンドルとその教えを受けた四人の弟子たち、辰野金吾(たつのきんご)、曾禰達蔵(そねたつぞう)、片山東熊(かたやまとうくま)、佐立七次郎(さたちしちじろう)の活躍と、彼らの代表的な作品を紹介するドキュメンタリー映画です。
 中でも宮廷建築家として活躍した片山東熊は、1854年、現在の山口県萩市に生まれ、他の三人がイギリス派であったのに対し、一人フランス派として明治時代最大のモニュメントとなる赤坂離宮(現・迎賓館)を完成させます。その作風は華麗で、西洋建築の集大成といわれています。地元に近い山口県に生まれた東熊の活躍が、来場者の興味を一層引いていたようです。



《参 考》
財団法人日本ナショナルトラスト
国民的財産である貴重な自然景観やかけがえのない文化財・歴史的環境を保全し、 利活用しながら後世に継承していくことを目標に、英国の環境保全団体であるナ ショナルトラストを範として1968年12月に設立された公益法人です。
市民参加による保護対象の取得・修復・整備・管理・公開などの保護活動を積極 的に行っています。