ビビビセンサー「触覚くん」登場!

─建設重機災害を防止する警報システムを実用化─

 
【平成10年7月2日】大成建設株式会社


 大成建設(株)(社長・平島 治)はミタカ通信(株)(東京都三鷹市、社長・山口 衛)と共同で、重機とその周囲の作業者との接触を車体後方などの死角に設置したセンサーが即時に感知し、警報音を発する災害防止警報システムを開発しました。作業半径内への立ち入りや運転者の不注意などのヒューマンエラーを念頭に置いた災害防止警報システムであり、建設機械による挟まれ・巻き込まれによる災害の防止に有効です。現在、品川火力発電所本館建設工事で実用化しています。

 建設業における労働災害は減少傾向にあるものの、機械関連の死亡災害については横ばいの状況です。特に挟まれ・巻き込まれ事故を防止するのが緊急の課題となっています。
 重機の後部2ヶ所に取り付けた接触感知センサーは長さ65cmの柔軟なグラスファイバー製で、作業者や他の物体が接触しても簡単には折れたり、破損したりせず、しかも確実に作業者の接触検知を行うことができます。また、マグネット装着により脱着が容易で、汎用性が高いことも特長です。
 今回実用化した重機には後方死角範囲を確認するTVモニターシステムを併用し、安全性をさらに高めています。

 現在、全支店でシステムを検証中であり、今後必要な改善を加え、本格的な導入を図る方針です。