「CG考古学」のガイドブック

─── 『CGでよみがえる古代都市』発刊 ───

 
【平成10年2月23日】大成建設株式会社

 このたび大成建設?設計本部CGデザイン室は、CGによる古代都市の復元成果をその舞台裏まで含めて紹介する『CGでよみがえる古代都市』を制作し、日経BP社より発行いたしました。

 近年、「説明」考古学という新しい方法論が注目されています。「解明から説明へ」という方向に切り替わりつつあります。この「説明」考古学とCG技術を融合して、古代の都市や建築をリアルに復元しようというのが「CG考古学」です。この分野では当社CGデザイン室は1990年から古代都市の復元を手がけ、数多くの実績をあげ、高い評価を得ています。復元対象は紀元前2100年頃から紀元後1300年にまで及び、日本、中国、エジプト、ローマなど広範囲にわたっています。

 本書では、まず「秦の始皇帝陵」「薬師寺大講堂」を取り上げてCG映像制作の全プロセスを紹介しています。また復元CG作品を考古学的な意味CG技術上の特徴を交えて説明しています。さらに座談会で、CGデザイン室のスタッフと関西大学文学部講師の来村加史氏がCGと考古学の新しい関係について討議しています。

 本書は、CG考古学という新しい分野の魅力と可能性を理解していただくために多くの方々に読んでいただきたい一冊です。

 
 
『CGでよみがえる古代都市』
構 成 : 1章
2章
3章
 制作の現場 ―― 秦の始皇帝陵の復元
 制作の現場 ―― 薬師寺大講堂の復元
 再現された古代の都市、建物
          メソポタミア文明「古代都市ウル」、ギリシア文明「パルテノン神殿」、エジプト文明「アブシンベル神殿」、アステカ文明「海上都市テノチティトラン」、モンゴル帝国「草原の首都―カラコルム」、元の首都「大都」、ベネチア「海に浮かぶ水上都市」、ローマ帝国「コロッセウムと水道施設」
      4章  座談会 ―― CGと考古学の新しい関係
発行日 : 1998年2月23日
著 者 : 大成建設?設計本部CGデザイン室
発 行 : 日経BP社
定 価 : 2,800円(税抜き)
体 裁 : B5変形判/カラー/本文168項
 
 
[担当:設計本部設計技術情報部CGデザイン室]