週刊誌コラム
週刊朝日「大いに成るほど〜素朴なギモン編」
使いやすい階段は、どんなの?
ゆるやかな階段や急な階段があるけれど、どんなサイズが上り下りしやすいのでしょう 。
オフィスや駅はもちろん、家の中にもある階段。足の付く部分を「踏面(ふみづら)」、一段の高さを「蹴上げ(けあげ)」と呼びます。この「踏面」と「蹴上げ」のサイズのバランスが、上り下りしやすい階段のカギになるのです。
階段の「踏面」と「蹴上げ」の寸法や幅は、避難時の安全確保のため、建築基準法によって決められていて、建物の用途によってそれぞれ異なります。たとえば小学校なら、踏面二十六センチメートル以上、蹴上げ十六センチメートル以下に、また一般的なオフィスビルなどでは、踏み面二十四センチメートル以上、蹴上げ二十センチメートル以下に決められています。児童や生徒が使う学校や、多くの人々が一度に集まる映画館・集会場のような建物では、火災や事故などの場合にも安全に避難できるよう、ゆるやかにするわけです。そして階段の途中には、学校や劇場・デパートなどでは高さ三メートル以内ごとに、オフィスビルでは高さ四メートル以内ごとに、足を休めるための「踊り場」という平らな床を設けているのです。
使いやすさの基本的な要因は歩幅です。大人が自然に上り下りできる「踏面」と「蹴上げ」の寸法は、合計で四十五センチメートルくらいがよいといわれています。「蹴上げ」の寸法がゼロで段差のなくなったものがスロープです。高齢者やからだの不自由な人にもやさしい、もっとも使いやすいといえるでしょう。
老化は足元からやってくる、といわれています。二階上や三階下くらいまでのオフィス内のちょっとした移動には、もう少し階段を活用してみませんか。
オフィスや駅はもちろん、家の中にもある階段。足の付く部分を「踏面(ふみづら)」、一段の高さを「蹴上げ(けあげ)」と呼びます。この「踏面」と「蹴上げ」のサイズのバランスが、上り下りしやすい階段のカギになるのです。
階段の「踏面」と「蹴上げ」の寸法や幅は、避難時の安全確保のため、建築基準法によって決められていて、建物の用途によってそれぞれ異なります。たとえば小学校なら、踏面二十六センチメートル以上、蹴上げ十六センチメートル以下に、また一般的なオフィスビルなどでは、踏み面二十四センチメートル以上、蹴上げ二十センチメートル以下に決められています。児童や生徒が使う学校や、多くの人々が一度に集まる映画館・集会場のような建物では、火災や事故などの場合にも安全に避難できるよう、ゆるやかにするわけです。そして階段の途中には、学校や劇場・デパートなどでは高さ三メートル以内ごとに、オフィスビルでは高さ四メートル以内ごとに、足を休めるための「踊り場」という平らな床を設けているのです。
使いやすさの基本的な要因は歩幅です。大人が自然に上り下りできる「踏面」と「蹴上げ」の寸法は、合計で四十五センチメートルくらいがよいといわれています。「蹴上げ」の寸法がゼロで段差のなくなったものがスロープです。高齢者やからだの不自由な人にもやさしい、もっとも使いやすいといえるでしょう。
老化は足元からやってくる、といわれています。二階上や三階下くらいまでのオフィス内のちょっとした移動には、もう少し階段を活用してみませんか。
(掲載号:01月14日号)
