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週刊誌コラム

週刊朝日「大いに成るほど〜素朴なギモン編」

超高層のオフィスビルやマンションでは、ゴミはどうやって処理しているのでしょう?

 高層や超高層のマンションなどにお住まいの方はきっとおわかりだと思いますが、「ゴミ捨て」って、けっこう面倒ですよね。エレベーターで地下や屋外にあるゴミ置き場まで運んで行ったり、捨てるにもなにかと手間がかかるものです。しかも、生ゴミから出る汁やイヤな匂いが、エレベーターの中に残ってしまうこともあります。そこで、高層住宅では、いつでも簡単にゴミを捨てられるようにする工夫が考えられているのです。
 最近の高層住宅では、キッチンの排水口に生ゴミを粉砕するディスポーザーを取り付けているところが多くなってきました。これでまず魚の骨や野菜の芯などを細かく砕きます。しかし、それをそのまま下水に流してしまっては下水の処理に負担がかかるので、次にバクテリアなどの微生物によって栄養分を分解処理してから下水として流します。これなら、部屋の中に生ゴミを溜め込まずにすみますね。
 一方、オフィスから出るゴミの場合、圧倒的に多いのが紙です。これらのゴミは、収集用の台車で人荷用のエレベーターで運ぶのが一般的ですが、家庭用の掃除機を大型にしたような空気輸送を採用している超高層オフィスもあります。また最近では、ダストシュートを進化させて、ゴミを袋に詰めて大きな枕のような状態にして落下させ、空気の圧力で減速して軟着陸させることで、気になる衝撃音を抑える技術も開発されました。
 いずれにしても、ゴミはできるだけ出さないのが理想です。出すときには一人ひとりが分別を持って正しく分別すれば、リサイクルも効率的になります。みんなで、努力したいですね。

(掲載号:07月28日号)