ホーム > 会社情報 > ライブラリー > 週刊誌コラム > 週刊朝日「大いに成るほど〜素朴なギモン編」 > 平成12年 [2000年] > コンピュータ・グラフィックス、建設会社とどんな関係があるのでしょう?
週刊誌コラム
週刊朝日「大いに成るほど〜素朴なギモン編」
コンピュータ・グラフィックス、建設会社とどんな関係があるのでしょう?
SF映画やゲームソフトなどですっかり身近になってきた、CG(コンピュータ・グラフィックス)。でも、このCGは、映画やゲームなどの世界でだけ活躍しているわけではありません。じつは、建設の世界でもかなり活躍しているのです。
たとえば、ビルや橋などの完成時の姿を事前にプレゼンテーションするとき。いままでは、パース画と呼ばれるイラストによる完成予想図や立体の模型が一般的でしたが、最近では三次元のCGソフトを使ってコンピュータで立体的に描いた、CG映像が使われるようになってきました。
CGの特徴は、今はまだないものを、まるでそこにあるかのように見せることができること。CGを使えば、完成後の印象をよりリアルに捉えることができ、見る側も理解しやすくなります。また、建設予定地の映像にビルや橋などを合成すれば、街並みや自然とのなじみ具合を、ある程度、事前に確認することができます。これが、「景観シミュレーション」です。発注者の方だけでなく、その地域に住んでいる方々にもわかりやすく説明できるようになりました。しかも、角度によって変わる見え方の変化もその場で見ることができ、高さやデザインなどの変更にも、パースや模型を修正するよりスムーズに対応できます。
CGのもうひとつの特徴が、目には見えないデータ類を、目に見える形にしてわかりやすく表現できることです。照明や温度・音の分布の様子や振動の伝わり具合など、従来は数字でしか表せなかった解析結果など、本来目で見ることのできないものも見えるようにできるので、理解が得られやすくなったのです。
(掲載号:08月04日号)
