早わかり!建設業界と大成建設
建設アナリストの視点
Q.建設アナリストはどこに注目するの?
- 受注高・繰越高
翌期以降の業績を予想する材料として、前期の受注内容や繰越高のボリュームは重要な情報と位置づけられているようです。
- 完成工事総利益率
本業の業況を直接反映するため、他社との比較においても最も注目される指標と言えます。
Q.業績の変動要因は?
- 期初の計画値は前期末時点の繰越工事が大きく影響しますので、他産業に比べて期初計画からの変動幅は小さいと言えます。
- ただし繰越工事以外の期中に受注し、期中に売上計上される工事は計画値から変動する可能性があります。
- また開発事業の売上・利益も建設事業に比べると変動幅の大きい要素です。
Q.アナリストが注目する統計資料は?
- 建設工事受注動態統計調査(国土交通省)
全体(約1万2千業者)および大手50社の受注統計が月次で発表されます。
- 建築着工統計調査(国土交通省)
用途別の着工床面積に加え工事費予定額も集計(月次)されるため「着工単価」として利用されているようです。
- 建設投資の見通し((財)建設経済研究所)
QE(四半期別国民所得統計速報)を踏まえた予測です。この他に大手の決算データをベースに様々な角度からの財務分析を行った「主要建設会社決算分析」も年2回発表されます。
Q.個別プロジェクトについて詳しく知りたい
- 発注者との関係上、アナリストの皆さんに対しても個別工事の情報はお伝えしておりません。
