中期経営計画(2012‐2014)について
今般策定しました中期経営計画(2012‐2014)についての概要をご説明します。
今回の中期経営計画のテーマは、「将来の持続的発展に向けた基盤の構築」です。
今年度以降も、建設投資は復興需要で増加すると推計されていますが、長期的には再び縮小傾向に戻ることが予想されます。
今回の中期経営計画では、
- 建設業の社会的責任の遂行
- 高付加価値化に向けた事業構造の確立
この2つの基本方針と5つの経営課題を掲げています。
震災復興や社会基盤整備に対しては、「建設業の社会的責任」であるとの気概を持って取り組んでいきます。
長期的には、建設市場の縮小が予測される中で、いかに収益を確保していくかという命題に対しては、
- 本業である建設事業の強化
- 海外事業における収益構造の確立
- より高い収益が望める分野の強化
- 内部統制・リスク管理の徹底をはじめとする事業基盤の強化
により対応していきます。
経営目標は、売上規模は今と同程度との想定の下、2011年度比で営業利益を100億円増やし、有利子負債を約1000億円減らしたいと考えています。