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プレスリリース

国内初、設計基準強度130N/mm2の超高強度コンクリートを本格適用

−超高強度コンクリート分野を更にリード−

2004年2月24日

大成建設株式会社

大成建設(株)(社長:葉山莞児)は、設計基準強度130N/mm2(Fc130)の超高強度コンクリートを、国内で初めて高層RC造住宅に適用しました。

当社は、高層住宅の建設に1997年からFc100の高強度コンクリートを採用し、これまでにFc100を使った150m級の建物を6棟完成させています。また、Fc150までの研究開発をすませ、2002年12月には建築基準法第37条に基づく国土交通大臣の認定を取得しました。

このたび、太平四丁目錦糸町開発計画の45階建て住宅棟※1階から3階部分の柱にFc130のコンクリートを国内で初めて使用しました。

今回使用しているFc130のコンクリートは、レディーミクストコンクリート工場で製造し、アジテータ車で現場に搬入し、コンクリートバケットを用いて打込みます。Fc130のコンクリートには大成建設が(株)デイ・シイと共同開発した高強度用の特殊な結合材(セメント:普通ポルトランドセメント、石膏スラグ微粉末、シリカフュームを7:2:1で混合したもの)を用い、さらに高強度に適した骨材を特別に選定し使用しています。

Fc130のコンクリートの水結合材比は18%と極めて小さく、超高強度コンクリート用の高性能AE減水剤を用いることで、スランプフローで65cmという高い流動性を有したコンクリートにしています。また、コンクリートの品質をより確実にするため、フレッシュコンクリートの単位水量の試験を行い、試験結果を製造工程にフィードバックすることで、コンクリート中の水量の変動を最小にしています。

また、Fc60を超える高強度コンクリートは火災時に爆裂する危険があるため、対策として、昨年実用化に成功した有機繊維(エチレンビニルアルコール共重合体)混入技術を導入することで爆裂を防止を図っています。

こうしたFc130を越える超高強度コンクリートを使用することで、強風時や地震時の揺れを抑える剛性の高さと、柱のスリム化による自由度の高い居住空間を持つ超高層RC造建物の建設が、高さ200〜300mの範囲まで可能となりました。

当社では今後、本コンクリートを使用する超高層RC造建物を積極的に提案し建設していきます。

※事業主:東京建物(株)・三井物産(株)・昭栄(株)、設計者:(株)久米設計

工事状況

Fc130コンクリート柱への打込み

Fc130コンクリートスランプフロー

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