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プレスリリース

新築からリニューアルまで対応可能な「オフィス性能設計システム」の開発

−建設業界初、オフィスビルに「性能表示」を導入−

2004年6月16日

大成建設株式会社

大成建設(株)(社長:葉山莞児)は、オフィスビルの新築時やリニューアル時の設計段階に、ユーザーのニーズを約150項目の「オフィス性能」に分類して評価・明示し、更にコストと関連付けることで顧客のニーズと予算に合わせた設計提案が可能となる「オフィス性能設計システム」を建設業界で初めて開発し、設計物件への適用を開始いたしました。

近年、オフィスビルの新築や改築時における設計では、テナント入居者やビル使用者等のエンドユーザーのニーズに視点を置いた設計が要求されています。

これまでのオフィスビルの設計では、顧客とのヒアリング等で得られたニーズを仕様書等の設計図書へ反映してきましたが、品確法で定める「住宅における性能表示」等の標準的な評価項目が無い為、性能面についての認識を共通のものとするのに多くの時間を要していました。

本設計システムは約150項目のオフィス性能について、評価シートを使用して顧客とヒアリングを行い、顧客ニーズを反映した結果を建物の性能特徴として明示することが出来、これにより設計段階での仕様の決定根拠が明確となり、合意形成を効率的に行うことが可能となります。

この約150項目のオフィス性能は、数多くの設計・施工の実績に基づく膨大なデータからユーザーの視点に立って抽出したもので、9項目(『拡張・更新性』『室内環境』『情報化対応』『セキュリティ』『構造安全性』『災害安全性』『周辺環境等の地域性』『省エネルギー』『耐久性等の省資源』)に分類し、更に、顧客の幅広いニーズに対応出来るように、5つの選択肢を設けています。そして、顧客が選択したオフィス性能を総合的に評価し、レーダーチャート等で明示する事で、顧客のニーズを客観的に判断でき、更に、要求された性能に対応するコストを関連付けることで、ニーズと予算に合わせた設計提案を可能としました。

本設計システムは、エンドユーザーのニーズに対応したオフィス性能を明示し、総合的に評価出来るため、品確法で定める「住宅における性能表示」や建築学会等で定める「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)」などの評価システムとも流れを同一にするもので、既存オフィスビルでのデューデリジェンス等の資産価値評価にも、客観的なオフィスの評価データとして有効です。

今後は、既に導入している環境設計ツールであるエコシートと共に全てのオフィス設計に適用し、オフィスビル性能評価のデファクトスタンダード(業界標準)を目指してゆきます。

資料

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