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プレスリリース

大成リアルタイム地震防災システムの開発

〜地震時における従業員の避難・安全性の確保に〜

2005年9月29日

大成建設株式会社

大成建設(株)(社長・葉山莞児)は、地震発生時に気象庁の緊急地震速報を受信し、その地震速報を主要動が到達する前に、揺れの大きさと到達時刻を予測・配信する「大成リアルタイム地震防災システム」を開発しました。
本システムは、パソコン表示システム、携帯メール配信システム、警告灯点灯システム、電光掲示板表示システム、緊急館内放送システムなどのメニューにより構成しています。

本システムの特徴は、先ず第一に、気象庁からの緊急地震速報を受信し、この地震速報を基に、全国一律の評価ではなく、地域性を考慮して地盤データや地震観測記録を分析し、揺れの予測精度を高めている点にあります。第二は、今後発生が懸念される、東海地震や東南海地震等の大地震については、あらかじめ震源位置やマグニチュードのデータベースを構築しておき、どの地震が発生したかを瞬時に推定表示する機能も有しています。

技術センターでは、2005年3月から本システムの試験運用を開始しています。本館オフィスでは社員全員にパソコン表示システムを導入し、同時に構造実験棟や化学実験室など研究・実験施設には警告灯点灯システムを設置し、現在まで多くの実証データを取得するとともに、様々なノウハウを蓄積してまいりました。

システム運用中の2005年4月11日と7月23日に千葉県北西部で発生した地震では、それぞれ主要動が到達する12秒前と9秒前に情報配信に成功しました。また、8月16日に発生した宮城県沖の地震では、東北支店へ11秒前に配信可能であることを確認しています。さらに技術センターでは、本システムを活用した防災訓練を行い、その効果も検証しています。

今後、本システムは、オフィスや学校などの防災と安全な避難に、電子・デバイス工場等に対する製造ラインの緊急停止、病院などの手術時での安全性の確保、危険作業の停止等に活用するなど、避難安全性を高めるとともに、事業継続性を確保するための有効な技術として提案していく所存です。
さらに平成18年度から始まる気象庁の緊急地震速報の本運用に先立ち、効果的な運用方法について客先とともに考え、試験運用の段階から積極的な支援を行いたいと考えています。

資料

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